日本新聞: 駐日米大使南相馬でサーフィン観戦 “福島の安全性に信頼”

駐ちゅう日にち米べい大使たいし南みなみ相馬そうまでサーフィン観戦かんせん “福島ふくしまの安全あんぜん性せいに信頼しんらい”

Jul 6, 2024 21:07

Furigana

東京とうきょう電力でんりょくが、福島ふくしま第だい一いち原子力げんしりょく発電はつでん所しょにたまる処理しょり水すいを薄うすめて海うみへの放出ほうしゅつを始はじめてから8月つきで1年ねんです。国際こくさい的てきな風評ふうひょうのふっしょくにつなげようと、アメリカのエマニュエル駐ちゅう日び大使たいしが6日にち、福島ふくしま県けん南みなみ相馬そうま市しを訪おとずれてサーフィン大会たいかいの観戦かんせんなどを行おこないました。

アメリカのエマニュエル駐ちゅう日び大使たいしは、処理しょり水すい放出ほうしゅつの直後ちょくごから支持しじを表明ひょうめいしていて、6日にちは、福島ふくしま第だい一いち原発げんぱつからおよそ30キロ北きたにある南みなみ相馬そうま市しの北泉きたいずみ海水浴かいすいよく場じょうを訪おとずれました。

海水浴かいすいよく場じょうでは、3日にちから7日にちまで「全日本ぜんにほん級きゅう別べつサーフィン選手権せんしゅけん大会たいかい」が開催かいさいされていて、大使たいしは全国ぜんこくから集あつまった選手せんしゅたちの競技きょうぎの様子ようすを観戦かんせんしました。

また、みずからウエットスーツに着替きがえて、サーフボードを使つかわずに体からだだけで波なみに乗のるボディーサーフィンを楽たのしんだり、地元じもとの子こどもたちと交流こうりゅうしたりしました。

さらに、隣となりの浪江なみえ町まちで水揚みずあげされた、ヒラメの刺身さしみやしらすのピザも味あじわい、「福島ふくしまの食べ物たべものは世界せかいクラスにおいしい」と舌鼓したつづみを打うっていました。

福島ふくしま県けんへの訪問ほうもんは、処理しょり水すい放出ほうしゅつ開始かいし直後ちょくごの去年きょねん8月つきに続つづいてで、エマニュエル大使たいしは「とてもよい訪問ほうもんだった。日本にっぽんと福島ふくしまの安全あんぜん性せいには大おおきな信頼しんらいを抱だいている。これからも福島ふくしまの魚さかなを食たべ、福島ふくしまの水みずで泳およぎ続つづけることで安全あんぜん性せいを示しめしていきたい」と話はなしていました。