Japanese News: 石川輪島中学校で1人の野球部員のため地元の人が集まり試合

石川いしかわ輪島わじま中学校ちゅうがっこうで1人にんの野球やきゅう部員ぶいんのため地元じもとの人ひとが集あつまり試合しあい

Jul 7, 2024 12:07

Furigana

能登のと半島はんとう地震じしんの被災ひさい地ち石川いしかわ県けん輪島わじま市しでは、中学校ちゅうがっこうに1人にんしかいない野球やきゅう部員ぶいんのために、地元じもとの人ひとやボランティアなどが集あつまり野球やきゅうの試合しあいを行おこないました。

試合しあいは、輪島わじま市し町野まちの町まちにある東陽とうよう中学校ちゅうがっこうのグラウンドで行おこなわれました。

この中なか学校がっこうは全校ぜんこう生徒せいと10人にんで、中学ちゅうがく2年生ねんせいの西野にしの桜さくら路ろさんは入学にゅうがく当初とうしょからただ1人にんの野球やきゅう部員ぶいんです。

地域ちいきの若者わかもので作つくる住民じゅうみん団体だんたいは、西野にしのさんが野球やきゅうをする機会きかいを増ふやそうと、地元じもと住民じゅうみんやボランティアなどおよそ40人にんを集あつめ試合しあいを行おこないました。

西野にしのさんはこれまで、ほかの中学校ちゅうがっこうとの合同ごうどうチームに参加さんかし試合しあいに出でていたということですが、7日にちは力強ちからづよいボールを投なげる大人おとなのピッチャーとの対戦たいせんを楽たのしんでいました。

西野にしのさんは「ふだんは試合しあい形式けいしきの練習れんしゅうができないので楽たのしいです。ほかの学校がっこうのグラウンドは地震じしんで使つかえなくなったので、地震じしんのあとも野球やきゅうができてうれしいです」と話はなしていました。

試合しあいを企画きかくした「町野まちの復興ふっこうプロジェクト実行じっこう委員いいん会かい」の山下やました祐介ゆうすけさんは「家屋かおく倒壊とうかいなど被害ひがいが大おおきかった地域ちいきですが、こうした交流こうりゅうの機会きかいを通をとおして地域ちいきの魅力みりょくを増ふやしていきたいです」と話はなしていました。