アメリカの
トランプ政権が
留学生の
受け入れの
厳格化を
進めるなか、ルビオ
国務長官は、アメリカの
大学などに
留学する
中国人の
学生で、
中国共産党と
関係が
ある人などのビザの
取り消しを
始めると
発表しました。
在美國川普政府加強對留學生的審查之際,國務卿魯比奧宣布,將開始取消那些與中國共產黨有關聯的中國留學生等人在美國大學等機構的簽證。
アメリカのルビオ国務長官は28日、声明で、アメリカの大学などに留学する中国人の学生で、中国共産党と関係があったり、重要分野を専攻したりする人のビザの取り消しを始めると発表しました。
美國國務卿魯比奧於28日發表聲明,宣布將開始取消前往美國大學等留學的中國學生中,與中國共產黨有關聯或主修重要領域者的簽證。
声明の中で、ルビオ長官は「積極的にビザを取り消す方針だ」としています。
また、「中国と香港からのすべてのビザの申請についても審査を強化するため、基準を見直す」としています。
此外,還表示「為了加強對來自中國和香港的所有簽證申請的審查,將重新檢討標準」。
政治専門サイト「ポリティコ」は「単なる脅しであったとしても、中国人の学生たちの間でアメリカの大学に対する人気を決定的に終わらせることになるだろう」と指摘しています。
政治專門網站「POLITICO」指出:「即使這只是單純的威脅,也將決定性地終結中國學生對美國大學的熱衷。」
トランプ政権は、留学を希望する人たちの学生ビザについて審査のための面接の新規受け付けを一時停止するよう指示したほか、ハーバード大学に対しては、キャンパス内で暴力や反ユダヤ主義を助長したなどの理由で留学生を受け入れるための認定を取り消すなど、留学生の受け入れの厳格化を進めています。
川普政府已指示暫停受理希望留學者學生簽證的面試申請,並以在校園內助長暴力與反猶太主義等理由,取消哈佛大學接收留學生的認證等,進一步加強對留學生的審查與限制。
中国からアメリカへの留学生 27万7000人余
アメリカの教育研究機関IIEの最新の統計によりますと、2023年度の中国からアメリカへの留学生の数は27万7000人余りとなっています。
根據美國教育研究機構IIE的最新統計,2023年度從中國前往美國的留學生人數超過27萬7千人。
これは前の年から4%減ったものの、アメリカに留学している学生全体のおよそ25%を占めていて、33万人余りのインドに次ぎ2番目に多くなっています。
儘管這比前一年減少了4%,但仍佔在美國留學的學生總數約25%,僅次於超過33萬人的印度,排名第二多。
IIEによりますと、アメリカへの留学生の数は2023年度は110万人余りと、これまでに最も多くなったということです。
根據IIE的資料,2023年度前往美國留學的學生人數超過110萬人,創下歷史新高。
また、日本人の留学生はおよそ1万3000人と13番目に多くなっています。