相次いだ
陥没などに
対応するため
地盤補修工事が
行われている
東京 調布市の
住宅街で、
近くを
流れる川の
水面に
気泡が
発生しているのが
確認され、
近隣の
住民グループは
事業者に対し、
原因究明などを
求める文書を
送りました。
3年前の10月以降、調布市の住宅街では道路の陥没や地中の空洞が相次いで見つかり、原因は事業者の東日本高速道路が地下深くで行っていた「東京外かく環状道路」のトンネル掘削工事とみられています。
このため、ことし夏からは緩んだ地盤の補修工事が行われていますが、事業者によりますと、今月2日、調布市東つつじケ丘を流れる入間川で、水面の1か所から気泡が発生しているのが確認され、作業の終了後には気泡の発生は止まったということです。
これについて近隣の住民グループは7日、事業者や国、調布市に対し、原因究明や説明会での報告、それに工事方法の再検討などを求める文書を送りました。
一方、東日本高速道路は今回の気泡発生を受けて補修工事を一時中止し、川の水質検査を行うなど影響がないか調べることにしています。