ノーベル平和賞をもらう式が10日、ノルウェーのオスロでありました。
原爆の被害を受けたの人たちの団体、「日本被団協」がメダルと賞状をもらいました。
日本被団協の田中煕巳さんが、みんなの前で話をしました。
田中さんは、13歳のときに長崎で被害を受けました。
田中さんは「大勢の人が病気になったり差別を受けたりしました。そして長い間つらい生活をしてきました」と話しました。そして、「今、世界にはすぐに発射できる核兵器が4000あります。広島や長崎の100倍、1000倍以上の被害が出る危険があります。核兵器をなくさなければなりません」と話しました。
田中さんは最後に「核兵器も戦争もない世界にするために一緒に頑張りましょう」と話しました。
会場の人たちは大きな拍手をしました。