일본어 뉴스: 正体不明のドローン、相次ぐ目撃に不安増大　「イラン母船」説は米国防総省が否定

正体不明しょうたいふめいのドローン、相次あいつぐ目撃もくげきに不安増大ふあんぞうだい　「イラン母船ぼせん」説せつは米国防総省べいこくぼうそうしょうが否定ひてい

Dec 13, 2024 07:12 1

Furigana

米べいニュージャージー州しゅうの上空じょうくうで数週間前すうしゅうかんまえから正体不明しょうたいふめいのドローンが相次あいついで目撃もくげきされ、住民じゅうみんや軍ぐん、地元自治体じもとじちたいが警戒けいかいを強つよめている。連邦れんぽうと州しゅうの合同捜査ごうどうそうさが続つづく中なか、１１日にちには州議会議員しゅうぎかいぎいんらに対たいする説明会せつめいかいが行おこなわれた。

ドローンの正体しょうたいが不明ふめいなことや、軍ぐんの施設しせつの近ちかくで何度なんどか目撃もくげきされていることを受うけ、州議会議員しゅうぎかいぎいんからは連邦当局れんぽうとうきょくに対たいして説明せつめいを求もとめる声こえが強つよまり、住民じゅうみんや当局者とうきょくしゃの間あいだでもさまざまな臆測おくそくが飛とび交かった。

米国防総省べいこくぼうそうしょうは１１日にち、外国がいこくの組織そしきや敵てきのドローンだとする見方みかたを否定ひていした。その数時間前すうじかんまえ、ニュージャージー州選出しゅうせんしゅつのジェフ・バン・ドルー下院議員かいんぎいん（共和党きょうわとう）はＦＯＸニュースに対たいし、ドローンは米東海岸沖べいひがしかいがんおきにいるイランの「母船ぼせん」から発進はっしんされていると語かたっていた。

この発言はつげんについて国防総省こくぼうそうしょうのサブリナ・シン副報道官ふくほうどうかんは１１日にち、「真実しんじつは一切いっさいない」と断言だんげん。「米国べいこくの沿岸沖えんがんおきにイラン船せんはいない。米国べいこくに向むけてドローンを発進はっしんしている、いわゆる母船ぼせんは存在そんざいしない」と言いい切きった。

米連邦航空局べいれんぽうこうくうきょく（ＦＡＡ）によると、不審ふしんなドローンが最初さいしょに目撃もくげきされたのは１１月がつ１８日にち、ニュージャージー州しゅうモリス郡付近ぐんふきんだった。住民じゅうみんは、上空じょうくうを飛行ひこうするドローンが頻繁ひんぱんに目撃もくげきされており、集団しゅうだんで飛行ひこうすることもあると伝つたえている。

国防当局者こくぼうとうきょくしゃや州議会議員しゅうぎかいぎいんによれば、米軍べいぐんの研究施設付近けんきゅうしせつふきんやベドミンスターにあるドナルド・トランプ次期大統領じきだいとうりょうのゴルフ場上空ばじょうくうでもドローンが目撃もくげきされたことから警戒けいかいが強つよまった。目撃情報もくげきじょうほうを受うけ、ＦＡＡは一時的いちじてきにそうした施設上空しせつじょうくうの飛行ひこうを制限せいげんした。

１１日にちの説明会せつめいかいに出席しゅっせきした議員ぎいんによると、最大さいだいで直径約ちょっけいやく１．８メートルのドローンが目撃もくげきされたこともあった。

ドーン・ファンタジア州議会議員しゅうぎかいぎいんは、ニュージャージー州警察本部しゅうけいさつほんぶで１１日にちに、ドローンの動うごきの特徴とくちょうや連邦当局れんぽうとうきょくの対応たいおうについて説明せつめいを受うけたことを明あきらかにした。

フィル・マーフィー州知事しゅうちじは、公衆こうしゅうの安全あんぜんを脅おどかす事例じれいは確認かくにんされていないとしているが、議員ぎいんらからはさらに詳くわしい説明せつめいを求もとめる声こえが強つよまっている。

コリー・ブッカ―米上院議員べいじょういんぎいん（民主党みんしゅとう）は１０日とおか、米連邦捜査局べいれんぽうそうさきょく（ＦＢＩ）長官ちょうかんと国土安全保障長官こくどあんぜんほしょうちょうかん、運輸長官うんゆちょうかんに書簡しょかんを送おくり、捜査内容そうさないように関かんしてさらなる情報じょうほうの開示かいじを求もとめた。

ＦＢＩは市民しみんに対たいし、ドローンに関かんする情報じょうほうの提供ていきょうを求もとめている。

１０日とおかに開ひらかれた米国土安全保障委員会べいこくどあんぜんほしょういいんかいの委員会いいんかいで証言しょうげんしたＦＢＩの高官こうかんは、ドローン現象げんしょうは「懸念けねんされる」としながらも、「公衆安全上こうしゅうあんぜんじょうのリスクと認識にんしきさせるような」事案じあんは確認かくにんされていないと説明せつめいした。