日本新闻: 隕石から火星の生命に関する新たな手掛かり、４４億５０００万年前の水の痕跡見つかる

隕石いんせきから火星かせいの生命せいめいに関かんする新あらたな手掛てがかり、４４億おく５０００万年前まんねんまえの水みずの痕跡見こんせきみつかる

Dec 14, 2024 07:12 1

Furigana

地球ちきゅうに落下らっかした火星かせいの隕石いんせき（いんせき）に閉とじ込こめられた鉱物こうぶつから４４億おく５０００万年前まんねんまえにさかのぼる火星かせいの水みずの痕跡こんせきが発見はっけんされました。米科学誌べいかがくしサイエンス・アドバンシズに新あらたな研究結果けんきゅうけっかが発表はっぴょうされました。今回こんかいの研究けんきゅうで分析ぶんせきされたジルコンの粒子りゅうしには、火星かせいの古代こだいの熱水ねっすいに関かんする最もっとも古ふるい直接的ちょくせつてきな証拠しょうこが含ふくまれている可能性かのうせいがあり、それは地球上ちきゅうじょうの生命せいめいに関連かんれんした温泉おんせんなどの環境かんきょうを提供ていきょうした可能性かのうせいがあります。

今回こんかいの発見はっけんによって、火星かせいが太古たいこの昔むかしに居住きょじゅうが可能かのうだったのかどうかを理解りかいするための新あらたな道みちが開ひらかれました。そしてまた、火星かせいの探査機たんさきや観測機かんそくきの分析結果ぶんせきけっかを裏付うらづけるものでもあります。これまでの探査たんさなどにより、火星かせいの地表ちひょうにかつて川かわや湖みずうみが存在そんざいした証拠しょうこが見みつかっています。