日本新闻: 石川能登町能登半島地震の復興計画策定へ意見交換会始まる

石川いしかわ能登のと町まち能登のと半島はんとう地震じしんの復興ふっこう計画けいかく策定さくていへ意見いけん交換こうかん会かい始はじまる

May 17, 2024 13:05

Furigana

石川いしかわ県けん能登のと町まちでは、能登のと半島はんとう地震じしんからの復興ふっこう計画けいかくの策定さくていに向むけて、住民じゅうみんの意見いけんを聞き取ききとる意見いけん交換こうかん会かいが17日にちから始はじまりました。

地震じしんで6500棟むね余あまりの住宅じゅうたくが被害ひがいを受うけた能登のと町まちは、16日にち、復興ふっこう基本きほん方針ほうしんを策定さくていし、今後こんご、住民じゅうみんや外部がいぶの有識ゆうしき者しゃなどの意見いけんを踏ふまえて方針ほうしんを具体ぐたい化かした復興ふっこう計画けいかくを策定さくていすることにしています。

住民じゅうみんの意見いけんを聞き取ききとる意見いけん交換こうかん会かいが17日にちから始はじまり、午前ごぜん中ちゅうは瑞穂みずほ地区ちくの公民こうみん館かんで住民じゅうみん40人にん余あまりが参加さんかしました。

はじめに大森おおもり凡世よ町長ちょうちょうが「本格ほんかく的てきなまちの復旧ふっきゅう・再生さいせいに向むけ次じのステップに進すすむためにも地域ちいきの課題かだいや思おもいを聞きかせていただきたい」とあいさつしました。

基本きほん方針ほうしんでは、この5年ねんで人口じんこうがおよそ1割わり減少げんしょうした傾向けいこうが地震じしんでさらに加速かそくするおそれがあるとしたうえで、インフラの早期そうき再生さいせいやなりわいの再建さいけんなどを中心ちゅうしんに令りょう和わ14年度ねんどまでの9年間ねんかんで復興ふっこうを進すすめるとしています。

これについて住民じゅうみんからは「人ひとがいないと集落しゅうらくが成り立なりたたないので、町まちに残のこる人ひとへの支援しえんを検討けんとうしてほしい」とか、「地域ちいき社会しゃかいや防災ぼうさいの拠点きょてんとなる公民館こうみんかんを早はやくつくってほしい」といった意見いけんが相次あいつぎました。