アメリカの
電気自動車メーカー、テスラのイーロン・
マスクCEOは、EVの
急速充電器のネットワークの
拡大に
日本円でおよそ770
億円以上を
投じる方針を
明らかにしました。
欧米の
メディアは
先週、
充電器の
担当幹部などが
解雇されたと
伝えていましたが、
投資自体は
続ける姿勢を
強調したものとみられます。
テスラのイーロン・マスクCEOは10日、旧ツイッターのXに「ことし、急速充電器のネットワークの拡大に5億ドル、日本円でおよそ770億円以上を投じ、数千基の規模で新たな充電器を設置することにしている」と投稿しました。
テスラは世界に5万基を超える急速充電器を整備し、北米ではトヨタ自動車などほかのメーカーの間でもこの充電規格を採用する動きが広がっています。
ただ、中国メーカーとの価格競争やEV需要の伸びの鈍化を背景に会社の業績は悪化していて、欧米のメディアは先週、テスラがEVの急速充電器の担当チームの幹部と従業員を解雇したと伝えていました。
マスクCEOは先週、充電器の設置ペースを遅らせる考えを示していますが、今回、EVの普及に不可欠な充電器への投資自体は続ける姿勢を強調したものとみられます。