政治資金規正法の
改正をめぐり、
公明党の
山口代表は、9
日にまとめた
与党案の
概要で、
自民党との
間で
溝が
埋まっていない
点について、
野党の
意見も
聴きながら
合意形成を
図りたいという
考えを
示しました。
政治資金規正法の改正に向けて、自民・公明両党は9日、与党案の概要をまとめましたが、党から議員に支給される「政策活動費」の透明性を向上させる具体策や、パーティー券の購入者などを公開する基準額については溝が埋まっていません。
これについて公明党の山口代表は11日、熊本県益城町で記者団に対し「公明党では大規模なパーティーは行っておらず、与党だけではなく経験のある野党の考えも聴きながら、合意形成を進めていくのが望ましい。衆参両院の特別委員会を生かしながら、現場で合意形成のあり方も協議してもらいたい」と述べました。
自民 森山総務会長「公明党と合意の上で野党協議が望ましい」
政治資金規正法の改正をめぐり、自民党の森山総務会長は、公明党との間で合意形成をした上で、野党との協議に臨むのが望ましいという考えを示しました。
政治資金規正法の改正に向けて、自民・公明両党は9日、与党案の概要をまとめましたが、党から議員に支給される「政策活動費」の透明性を向上させる具体策や、パーティー券の購入者などを公開する基準額については溝が埋まっていません。
これについて自民党の森山総務会長は11日和歌山市で記者団に対し、「国民にご理解いただけるものを目指し、与党としてしっかり意見をまとめることが大事だ。急いでまとめて野党とも協議させていただく」と述べ、公明党との間で合意形成をした上で、野党との協議に臨むのが望ましいという考えを示しました。
一方、森山氏は党の会合で、離党勧告の処分を受けて離党した世耕・元経済産業大臣に対する来年の参議院選挙での対応をめぐり、「今までの実績を考え、しかるべき対応があっていいと個人的には考えている」と述べ、党として対立候補を擁立することに慎重な考えを示しました。