Japanese News: 【随時更新】ロシアウクライナに軍事侵攻（7日の動き）

【随時ずいじ更新こうしん】ロシアウクライナに軍事ぐんじ侵攻しんこう（7日にちの動うごき）

Jul 7, 2022 13:07 1

Furigana

ロシアによるウクライナに対にたいする軍事ぐんじ侵攻しんこうが続つづいています。

ウクライナの各地かくちでロシア軍ぐんとウクライナ軍ぐんが戦闘せんとうを続つづけていて、大勢たいせいの市民しみんが国外こくがいへ避難ひなんしています。戦闘せんとうの状況じょうきょうや関係かんけい各国かっこくの外交がいこうなど、ウクライナ情勢じょうせいをめぐる7日にち（日本にっぽん時間じかん）の動うごきを随時ずいじ更新こうしんでお伝おつたえします。

（日本にっぽんとウクライナ、ロシアのモスクワとは6時間じかんの時差じさがあります）

サハリン2めぐりロシア外務省がいむしょう「日本にっぽん側がわから問い合といあわせはない」

ロシアのプーチン大統領だいとうりょうが事業じぎょう主体しゅたいをロシア企業きぎょうに変更へんこうするよう命めいじる大統領だいとうりょう令れいに署名しょめいした石油せきゆ・天然てんねんガス開発かいはつプロジェクト「サハリン2」をめぐって、ロシア外務省がいむしょうのザイツェフ情報じょうほう局きょく次長じちょうは6日にち、定例ていれいの記者きしゃ会見かいけんで、「サハリン2」をめぐり日本にっぽん側がわからの問い合といあわせにいつどのように回答かいとうするのかという質問しつもんに対にたいし、「日本にっぽん側がわから問い合といあわせを受うけとっていないので答こたえるのは時期じき尚早しょうそうだ」と述のべました。

ロシアは日本にっぽんが経済けいざい制裁せいさいを強つよめていることに反発はんぱつしていて、「サハリン2」への出資しゅっしを継続けいぞくするかなど対応たいおうを求もとめられている日本にっぽん側がわをけん制けんせいする狙ねらいがあるものとみられます。

米べい戦争せんそう研究所けんきゅうじょ「ロシアは東部とうぶ2州しゅうにとどまらぬ支配しはい目指めざしている」

ウクライナへの侵攻しんこうについてプーチン大統領だいとうりょうの最さい側近そっきんの1人にん、パトルシェフ安全あんぜん保障ほしょう会議かいぎ書記しょきは4日にち、「特別とくべつな軍事ぐんじ作戦さくせんの目標もくひょうは達成たっせいされる」と強調きょうちょうした上うえで、ウクライナの「非ひ軍事ぐんじ化か」や「中立ちゅうりつ化か」などを目標もくひょうに掲かかげました。

これについて、アメリカのシンクタンク「戦争せんそう研究所けんきゅうじょ」は5日にちに発表はっぴょうした分析ぶんせきで「プーチン大統領だいとうりょうが侵攻しんこう当初とうしょの2月つきに掲かかげた目標もくひょうから変かわっておらず、これはロシアが依然いぜんとしてゼレンスキー政権せいけんの打倒だとうや、東部とうぶ2州しゅうにとどまらない領土りょうどの支配しはいを目指めざしていることを示唆しさしている」として、プーチン政権せいけんは東部とうぶ2州しゅうを掌握しょうあくしても侵攻しんこうを続つづけるだろうという見方みかたを示しめしました。

イギリス国防こくぼう省しょう「ロシア軍ぐん部隊ぶたいスロビャンシクの北きた16キロに」

戦況せんきょうを分析ぶんせきしているイギリス国防省こくぼうしょうは6日にち、ロシア軍ぐんの部隊ぶたいがスロビャンシクの北きたおよそ16キロに迫せまっているとして、今後こんご、スロビャンシクが主戦しゅせん場じょうになるという見通みとおしを示しめしました。

ドネツク州しゅう知事ちじ “ロシア軍ぐんが市場しじょうを砲撃ほうげき少すくなくとも2人にんが死亡しぼう”

ドネツク州しゅうのキリレンコ知事ちじはSNSで、ロシア軍ぐんが5日にち、州しゅう内ないのウクライナ側がわの拠点きょてんの1つスロビャンシクの中央ちゅうおう市場しじょうを砲撃ほうげきし、少すくなくとも2人にんが死亡しぼう、7人にんがけがをしたと発表はっぴょうしました。その上うえで「ロシア軍ぐんは市民しみんが集あつまる場所ばしょをわざと狙ねらっている。完全かんぜんなテロだ」と非難ひなんしました。

ロシア国防省こくぼうしょう米べい供与きょうよのハイマース2基きをミサイル攻撃こうげきで破壊はかいと主張しゅちょう

ロシア国防省こくぼうしょうは6日にち、ドネツク州しゅうでウクライナ側がわの拠点きょてんとなっているクラマトルシク近郊きんこうで、アメリカが供与きょうよした高こう機動きどうロケット砲ほうシステム＝ハイマース2基きをミサイル攻撃こうげきで破壊はかいしたと主張しゅちょうするなど、欧米おうべいの軍事ぐんじ支援しえんを強つよくけん制けんせいしていると見みられます。

きょうからG20外相がいしょう会合かいごうインドネシアで開催かいさい

ロシアがウクライナへの軍事ぐんじ侵攻しんこうを開始かいしして以降いこう、初はじめてとなるG20＝主要しゅよう20か国かこくの外相がいしょう会合かいごうが7日にちからインドネシアで開ひらかれます。ロシアからはラブロフ外相がいしょうが対面たいめんで出席しゅっせきする予定よていで、ウクライナ情勢じょうせいを巡めぐり、G20としてどのような議論ぎろんを行おこなえるかが焦点しょうてんとなります。

アメリカのブリンケン国務こくむ長官ちょうかんも対面たいめんで出席しゅっせきするということです。また、G20のメンバーではないものの、ウクライナのクレバ外相がいしょうも招待しょうたいされています。会合かいごうでは、ウクライナ情勢じょうせいが主要しゅような議題ぎだいになる見通みとおしで、8日にち、全体ぜんたいで集あつまり、世界せかい的てきなエネルギー価格かかくの高騰こうとうや懸念けねんが高たかまる食料しょくりょう危機ききへの対応たいおうなどについて議論ぎろんが行おこなわれるとみられます。

防衛ぼうえい省しょう「ロシア海軍かいぐん艦艇かんてい沖ノ鳥島おきのとりしま付近ふきんの接続せつぞく水域すいいきを航行こうこう」

防衛ぼうえい省しょうは、ロシア海軍かいぐんの艦艇かんていが6日にち、日本にっぽん最南端さいなんたんの沖ノ鳥島おきのとりしま付近ふきんで、領海りょうかいのすぐ外側そとがわにある接続せつぞく水域すいいきを航行こうこうしたと発表はっぴょうしました。ロシア軍ぐんの艦艇かんていが沖ノ鳥島おきのとりしま付近ふきんの接続せつぞく水域すいいきに入はいったと防衛ぼうえい省しょうが公表こうひょうしたのは初はじめてで、航行こうこうの目的もくてきを分析ぶんせきするとともに警戒けいかい・監視かんしを続つづけています。