日本新聞: ドジャース大谷翔平タイガース戦で決勝打チーム連敗止める

ドジャース大谷おおや翔しょう平たいらタイガース戦せんで決勝けっしょう打だチーム連敗れんぱい止とめる

Jul 13, 2024 12:07

Furigana

大リーグだいり-ぐ、ドジャースの大谷おおや翔しょう平ひら選手せんしゅが12日にち、タイガース戦せんで決勝けっしょう打だとなるエンタイトルツーベースヒットを打うってチームの連敗れんぱいを「4」で止とめました。

ナショナルリーグ西部せいぶ地区ちく首位しゅいのドジャースは、相手あいての本拠地ほんきょちデトロイトでアメリカンリーグ中部ちゅうぶ地区ちく4位いのタイガースと3連戦れんせんの初戦しょせんに臨のぞみました。

大谷おおや選手せんしゅは1番ばん・指名しめい打者だしゃで先発せんぱつ出場しゅつじょうし、1回かいの第だい1打席だせきは、ここまで10勝しょうをマークしている相手あいて先発せんぱつのサウスポー、スクーバル投手とうしゅの150キロ台だい後半こうはんのボールを打うってサードゴロでした。

3点てんをリードされた3回かいは、ランナー一塁いちるいの場面ばめんで大谷おおや選手せんしゅに第だい2打席だせきが回まわり、高たかめのスライダーを打うちましたがセンターフライでした。

2対たい3で迎むかえた5回かいは、2アウトランナーなしで第だい3打席だせきに立たち、インコース低ひくめの155.4キロのボールを逆ぎゃく方向ほうこうに打うちましたがレフトフライとなり、今こんシーズンのサイ・ヤング賞しょうの有力ゆうりょく候補こうほにもあげられているスクーバル投手とうしゅとの対戦たいせんは3打数だすうノーヒットでした。

このあと、1点てんを追おう8回かいの第だい4打席だせきは、3人にん目めで登板とうばんした右みぎ投なげピッチャーと対戦たいせんし、アウトコース低ひくめの変化球へんかきゅうに空振からぶり三振さんしんとなりましたが、ドジャースは、ここから3者しゃ連続れんぞくヒットで3対たい3の同点どうてんに追おいつきました。

そして9回かい、ドジャースが2アウト一塁いちるい三塁さんるいのチャンスを作つくると、大谷おおや選手せんしゅに第だい5打席だせきが回まわり、相手あいて5人にん目めの左ひだりピッチャーのインコースの力強ちからづよいボールを振ふり抜ぬきました。

打球だきゅうはセンターの頭上ずじょうを越こえ、ワンバウンドでフェンスに飛び込とびこむエンタイトルツーベースヒットとなって、勝ち越かちこしに成功せいこうしました。

大谷おおや選手せんしゅのタイムリーヒットが決勝けっしょう打だとなって、ドジャースが4対たい3で競り勝せりかち、連敗れんぱいを「4」で止とめました。

大谷おおや選手せんしゅは、5打数だすう1安打あんだ1打点だてん、打率だりつは3割わり1分ふん2厘りんとなりました。

大谷おおや「なんとか打うちたいと思おもって連敗れんぱいを切きりいい流ながれを」

試合しあい後ご、取材しゅざいに応おうじた大谷おおや翔しょう平ひら選手せんしゅは、勝ち越かちこしのタイムリーヒットの場面ばめんについて「なんとか打うちたいと思おもっていて、打うった瞬間しゅんかんは、打球だきゅうが外野がいやの頭上ずじょうを抜ぬけるかどうか分わからなかったが、抜ぬけてほしいという気持きもちで走はしっていた」と振り返ふりかえりました。

そのうえで、「連敗れんぱいを切きって、いい流ながれを持もってくるというのが大事だいじだと思おもっていた。3連戦れんせんの初戦しょせんを取とれたのが大おおきいと思おもう」と話はなしていました。

山本やまもと由ゆかり伸しんキャッチボールを再開さいかい

ドジャースのロバーツ監督かんとくは試合しあい前まえの取材しゅざいの中なかで、現在げんざい、けが人けがにんリストに入はいっている山本やまもと由ゆかり伸しん投手とうしゅの状態じょうたいについて、「今週こんしゅうに入はいって2回かい、キャッチボールをした。あすも行おこなう予定よていだ」と話はなし、本拠地ほんきょちのドジャースタジアムでキャッチボールを再開さいかいしたことを明あきらかにしました。