日本新聞: 海自ヘリ墜落事故海底で機体見つかる 1機は機体番号が一致

海うみ自じヘリ墜落ついらく事故じこ海底かいていで機体きたい見みつかる 1機きは機体きたい番号ばんごうが一致いっち

Jul 20, 2024 05:07 0

Furigana

ことし4月つき、伊豆いず諸島しょとう沖おきで海上かいじょう自衛隊じえいたいのヘリコプター2機きが訓練くんれん中ちゅうに衝突しょうとつして墜落ついらくした事故じこで、防衛ぼうえい省しょうから依頼いらいを受うけたJAMSTEC（ジャムステック）＝海洋かいよう研究けんきゅう開発かいはつ機構きこうが無人むじん探査たんさ機きを用もちいて海底かいていを捜索そうさくした結果けっか、19日にちまでに墜落ついらくした機体きたい1機きを発見はっけんしたほか、周辺しゅうへんでもう1機きの機体きたいとみられるものも確認かくにんされたことが関係かんけい者しゃへの取材しゅざいでわかりました。

ことし4月つき、伊豆いず諸島しょとうの鳥島とりしまの沖合おきあいで海上かいじょう自衛隊じえいたいの哨戒しょうかいヘリコプター2機きが潜水せんすい艦かんを探知たんちする訓練くんれんの最中さいちゅうに衝突しょうとつし墜落ついらくする事故じこが発生はっせいし、乗のっていた隊員たいいん8人にんが死亡しぼうしました。

これまでの捜索そうさくでフライトレコーダーは回収かいしゅうされたものの、機体きたいの主要しゅよう部分ぶぶんの発見はっけんには至いたっておらず、現場げんば付近ふきんの海域かいいきは水深すいしんがおよそ5500メートルあることから防衛ぼうえい省しょうは、深海しんかいを研究けんきゅうするJAMSTECに海底かいていの捜索そうさくを依頼いらいしていました。

関係かんけい者しゃによりますと、2機きが衝突しょうとつして墜落ついらくしたとみられる付近ふきんの海底かいていで、高性能こうせいのうのソナーやカメラを搭載とうさいし、最大さいだいで水深すいしん6000メートルまで調査ちょうさ可能かのうな無人むじん探査たんさ機き「ディープ・トウ」を使つかって捜索そうさくした結果けっか、19日にちまでに機体きたい1機きを発見はっけんし、墜落ついらくしたヘリコプターと機体きたい番号ばんごうが同おなじであることが確認かくにんされたということです。