일본어 뉴스: 幼い兄弟放置しパチンコ被告に執行猶予付き有罪判決釧路地裁

幼おさない兄弟きょうだい放置ほうちしパチンコ被告ひこくに執行しっこう猶予ゆうよ付つき有罪ゆうざい判決はんけつ釧路くしろ地裁ちさい

Sep 12, 2022 12:09 4

Furigana

北海道ほっかいどう釧路くしろ市しで幼おさない子こども2人にんを自宅じたくに残のこしたままパチンコに出でかけ、半日はんにち以上いじょう放置ほうちしたとして保護ほご責任せきにん者しゃ遺棄いきの罪つみに問とわれた35歳さいの被告ひこくについて、釧路くしろ地方ちほう裁判所さいばんしょは執行しっこう猶予ゆうよの付ついた有罪ゆうざい判決はんけつを言い渡いいわたしました。

阿部あべ光浩みつひろ被告ひこく（35）はことし6月つき、当時とうじ住すんでいた釧路くしろ市しで、パチンコをするために外出がいしゅつし、生後せいご4か月かげつと2歳さいの幼おさない兄弟きょうだいをおよそ13時間じかん半はんにわたって放置ほうちしたとして、保護ほご責任せきにん者しゃ遺棄いきの罪つみに問とわれました。

兄弟きょうだいのうち4か月かげつの赤あかちゃんはその後そのご、搬送はんそう先さきの病院びょういんで死亡しぼうしましたが、捜査そうさ段階だんかいでは放置ほうちと死亡しぼうとの関係かんけいは認みとめられなかったということです。

12日にちの判決はんけつで釧路くしろ地方ちほう裁判所さいばんしょの石川いしかわ貴司たかし裁判官さいばんかんは「わずか2歳さいの子こどもと首くびもすわっていない生後せいご4か月かげつの赤あかちゃんを置き去おきざりにした危険きけんな行動こうどうだ。居間いまに見守みまもりカメラを設置せっちしたり赤あかちゃんの口元くちもとに哺乳ほにゅう瓶びんを置おいたりしていたが、保護ほごにつながり得える措置そちとは認みとめられない」と指摘してきしました。

そのうえで「パチンコをしたいという動機どうきに酌くむべき事情じじょうはない。事件じけんの前まえにも子こどもを置き去おきざりにしてパチンコに行いくことを繰り返くりかえしていて、規範きはん意識いしきが低下ていかしていた」と指摘してきし、懲役ちょうえき1年ねん6か月かげつ、執行しっこう猶予ゆうよ3年ねんを言い渡いいわたしました。