アイドル
グループ「NGT48」の
メンバーと
ファンの
トラブルをめぐる
問題について、
筑波大学の
教授が
論文を
書き、
大学のホームページで
公開したところ、
運営会社の
抗議を
受けて
大学に
削除されたのは
学問の
自由の
侵害だとして、
論文の
再掲載を
求める訴えを
起こしました。
筑波大学の平山朝治教授は18日、東京地方裁判所に訴えを起こし、東京 霞が関で会見を開きました。
訴えによりますと、去年1月にアイドルグループNGT48のメンバーとファンのトラブルをめぐる問題について書いた論文を、大学のホームページ上で公開したところ、NGT48の運営会社「Vernalossom」から削除を求める抗議文が届き、大学に削除されたということです。
これについて、平山教授は憲法で保障されている学問の自由を侵害されたとして、運営会社と大学に対して論文の公開と賠償を求めています。
会見で平山教授は「研究者にとっていちばん重要なのは、自分の研究を自由に発表できることだ。大学は論文を元の状態に戻してほしい」と話していました。
運営会社と筑波大学はいずれも「訴状が届いていないため、コメントは差し控える」としています。