寺内さんは
茨城県出身で、
昭和37
年に
結成した
バンド、「
寺内タケシと
ブルージーンズ」を
率いて、エレキ
ギター奏者として
活躍しました。
昭和40年には、ザ・ベンチャーズの来日公演をきっかけにエレキギターブームが起こり、寺内さんは、いわゆる「テケテケ奏法」と呼ばれる特徴のあるギターテクニックを披露してファンを魅了しました。
この年に公開された加山雄三さん主演の映画、「エレキの若大将」にも出演しています。
寺内さんは、
その後、エレキ
ギターの
音楽が
子どもたちの
非行を
招くという
誤解を
解こうと
全国の
高校などを
回って
コンサートを
行う活動を
続け、
平成12
年に
文部大臣から
感謝状を
贈られるなど、
教育の
分野でも
高い評価を
受けてきました。
寺内さんは、結成から50年以上にわたってバンド活動を続け、マネージメント会社によりますと去年までライブ活動を行っていましたが、ことし2月からは誤えん性肺炎のため入院していたということです。
その後、回復傾向にあったということですが、18日、状態が急変して午後8時ごろ横浜市内の病院で肺炎のため亡くなったということです。
82歳でした。