前立腺肥大の治療を受けて入院していたイギリスのチャールズ国王(75)が退院し、集まった人たちに笑顔を見せました。
チャールズ国王は29日、ロンドン市内の病院を退院し、沿道の人たちに笑顔で手を振り、自ら歩いて車に乗り込みました。
チャールズ国王は事前に計画された前立腺肥大の治療のため、26日から4日間入院し、迎えに来たカミラ王妃と病院を後にしました。
イギリス王室は「国王は最近受け取ったすべての親切なメッセージに感謝している」との声明を発表しました。
病状が公表された当初、チャールズ国王が公務を離れるのは「短期間」とされていましたが、地元メディアは「1カ月ほど公務を離れる見込み」と報じていて、療養期間が想定よりも長くなる可能性があります。