Actualités japonaises: 自民茂木派 “新たな政策集団としての活動のしかたを検討”

自民じみん茂木もぎ派は “新あらたな政策せいさく集団しゅうだんとしての活動かつどうのしかたを検討けんとう”

Jan 30, 2024 21:01

Furigana

自民党じみんとうの茂木もぎ派はは、派閥はばつのあり方ありかたをめぐって所属しょぞく議員ぎいんによる会合かいごうを開ひらき、カネと人事じんじから完全かんぜんに決別けつべつするとした党とうの中間ちゅうかんとりまとめに沿そって、新あらたな政策せいさく集団しゅうだんとしての活動かつどうのしかたを検討けんとうしていくことを確認かくにんしました。

自民党じみんとうの派閥はばつの政治せいじ資金しきんパーティーをめぐる問題もんだいを受うけて、茂木もぎ派はは30日にち、衆参しゅうさん両院りょういんの所属しょぞく議員ぎいんによる会合かいごうを開ひらき、今後こんごの派閥はばつのあり方ありかたをめぐって意見いけんを交かわしました。

そして、カネと人事じんじから完全かんぜんに決別けつべつするなどとした党とうの「政治せいじ刷新さっしん本部ほんぶ」の中間ちゅうかんとりまとめに沿そって、新あらたな政策せいさく集団しゅうだんとしての活動かつどうのしかたを検討けんとうしていくことを確認かくにんしました。

また、出席しゅっせき者しゃからは岸田きしだ総理そうり大臣だいじんが国会こっかいで「派閥はばつを解消かいしょうするというのは政治せいじ団体だんたいを解消かいしょうすることだ」と述のべたことを踏ふまえ、派閥はばつの政治せいじ団体だんたいの届け出とどけでを取り下とりさげるべきだという意見いけんも出だされ、今後こんご、協議きょうぎしていくことになりました。

会合かいごうのあと新藤しんどう経済けいざい再生さいせい担当たんとう大臣だいじんは記者きしゃ団だんに対にたいし「新あらたな形かたちについてはみんなで相談そうだんしていく。新あらたな政策せいさく集団しゅうだんに何なん人にんが参加さんかするかは今後こんごの話し合はなしあいしだいだ」と述のべました。

一方いっぽう、30日にちの会合かいごうでは、これまでに退会たいかいした小渕おぶち選挙せんきょ対策たいさく委員いいん長ちょうらに続つづき、古川ふるかわ禎ただし久ひさ元もと法務ほうむ大臣だいじんが退会たいかいする意向いこうを表明ひょうめいしました。

古川ふるかわ元もと法相ほうしょう「私わたし自身じしんの判断はんだん」31日にちにも退会たいかい届とどけ提出ていしゅつへ

古川ふるかわ禎ただし久ひさ元もと法務ほうむ大臣だいじんは、記者きしゃ団だんに対にたいし「会合かいごうの中なかで『改革かいかくの覚悟かくごを国民こくみんに示しめすためにはいったんすべての派閥はばつを解散かいさんし、新あたらしい自民党じみんとうのあり方ありかたを考かんがえるべきだ』と発言はつげんし、派閥はばつを退会たいかいする意向いこうを表明ひょうめいした」と述のべました。

そのうえで「茂木もぎ派はは政策せいさく集団しゅうだんに衣ころもがえして継続けいぞくしていくということだが、私わたしはすべての派閥はばつをいったん解散かいさんすべきだと主張しゅちょうしており賛同さんどうできない。ほかのメンバーとは話はなしをしておらず、あくまでも私わたし自身じしんの判断はんだんだ」と述のべ、31日にちにも退会たいかい届とどけを提出ていしゅつする考かんがえを示しめしました。

山下やました元もと法相ほうしょう「結論けつろんが決きまったという話はなしではない」

茂木もぎ派はに所属しょぞくする山下やました貴司たかし元もと法務ほうむ大臣だいじんは、記者きしゃ団だんに対にたいし「きょうはまだ結論けつろんが決きまったという話はなしではない。当然とうぜん、カネと人事じんじに関かかわる機能きのうはなくなるということだが、政治せいじ家かどうしのつながりでいろいろな議論ぎろんができる場ばは大変たいへんありがたいと思おもっている」と述のべました。

船田ふなだ元もと経済けいざい企画きかく庁ちょう長官ちょうかん「近ちかいうちに退会たいかいしたい」

茂木もぎ派はに所属しょぞくする船田ふなだ・元もと経済けいざい企画きかく庁ちょう長官ちょうかんは、30日にち、BS日テレにってれの番組ばんぐみに出演しゅつえんし「派閥はばつは解消かいしょうするが政策せいさく集団しゅうだんとして枠わくを残のこしたまま平行へいこう移動いどうするような印象いんしょうを受うけており、もしそうであれば退会たいかいせざるを得えない。近ちかいうちに退会たいかいしたいと思おもっている」と述のべ、退会たいかいを検討けんとうしていることを明あきらかにしました。