緑茶の
清涼飲料として
初めてトクホ=
特定保健用食品となった「ヘルシア」のブランドと
製造方法の
知的財産権をキリンビバレッジが
花王から
買収すると
発表しました。
飲料事業でのこうした
買収方法は
珍しいということです。
発表によりますとキリンビバレッジは、体脂肪の低減機能をうたう緑茶の清涼飲料として初めてトクホ=特定保健用食品となった「ヘルシア」のブランドなどを花王から買収することで両社が契約したということです。
買収の対象となるのは、ブランドと、製造方法などの知的財産権、それに特定保健用食品と機能性表示食品の許可や届け出に関わる書類などで、買収後は、キリンが同じブランドで5つの製品の製造や販売を行うということです。
会社によりますと、飲料事業でライセンス契約を結んで製造と販売を行うケースはありますが、こうした買収方法は珍しいということです。
買収額は非公表としていますが、会社は、2003年に発売して以降、ロングセラーブランドとなっていることから、健康分野を強化する一環として事業としての価値が高いと判断したとしています。
会社は、必要な許認可取得などの手続きを経て、ことし8月をめどに製造と販売を始めることにしています。