Actualités japonaises: アフリカ豚熱が韓国で急拡大農水省が水際対策強化へ

アフリカ豚ぶた熱ねつが韓国かんこくで急きゅう拡大かくだい農水省のうすいしょうが水際みずぎわ対策たいさく強化きょうかへ

Feb 7, 2024 06:02

Furigana

ブタの伝染でんせん病びょう、ASF＝アフリカ豚ぶた熱ねつが九州きゅうしゅうに近ちかい韓国かんこくのプサン（釜山ぷさん）で急きゅう拡大かくだいし、日本にっぽんに侵入しんにゅうするリスクが高たかまっているとして、農林水産省のうりんすいさんしょうは、旅行りょこう客きゃくの往来おうらいが活発かっぱつになる旧きゅう正月しょうがつの「春節しゅんせつ」に合あわせ、水際みずぎわ対策たいさくを強化きょうかすることになりました。

ASF＝アフリカ豚ぶた熱ねつは、人ひとには感染かんせんしませんが、豚ぶたやイノシシが感染かんせんすると致死ちし率りつはほぼ100％とされています。

日本にっぽんでの感染かんせんは確認かくにんされていないものの、国内こくないで発生はっせいした場合ばあい、有効ゆうこうなワクチンがないため、畜産ちくさん業ぎょうに大おおきな打撃だげきとなることが懸念けねんされています。

農林水産省のうりんすいさんしょうによりますと、去年きょねん12月つき以降いこう、韓国かんこくの南東なんとう部ぶプサンで感染かんせんが急きゅう拡大かくだいし、日本にっぽんの豚ぶたの飼育しいく数すうでおよそ3割わりを占しめる九州きゅうしゅうなどに向むかうフェリーターミナルの近ちかくでも野生やせいのイノシシからアフリカ豚ぶた熱ねつの感染かんせんが確認かくにんされたということです。