汚職などの罪で実刑となったタイのタクシン元首相が近く仮釈放される予定の受刑者リストに含まれていることが分かりました。
去年、逃亡先の海外から15年ぶりに帰国したタクシン元首相は汚職などの罪で実刑判決となり収監されましたが、体調不良を理由にすぐに警察病院へ移されて現在も入院しています。
こうしたなか、法相は今月13日、タクシン元首相が近く仮釈放される予定の930人の受刑者に含まれていることを明らかにしました。
法相は、いつ仮釈放されるかは明言しませんでしたが、現地メディアでは18日の可能性が高いと報じられています。
仮釈放の条件は刑期の3分の1を終えていて、70歳以上か重大な病気や障害があることとされています。