自民党の
派閥の
政治資金パーティーをめぐる
問題を
受けて、
与野党は、
週内にも、
衆参両院に
政治改革を
議論する
特別委員会を
設置する
方向で
調整しています。
今回の問題で、自民党は先週党紀委員会で安倍派と二階派の議員ら39人の処分を決定しました。
自民党は処分を1つの区切りとして政治資金規正法の改正に向けた検討を進める方針で、作業チームで具体案のとりまとめを急ぐとともに公明党とも調整を行いたい考えです。
茂木幹事長は「与党内での協議が必要になるかもしれないが、できるだけ早く具体案を作り、この国会で改正案の成立を期したい」と述べました。
一方、立憲民主党の泉代表は「自民党の改革案に期待してはいけない。立憲民主党の政治改革案を野党各党に示し、どういうところで合意できるか調整したい。野党で自民党にプレッシャーをかけていきたい」と述べました。
また泉氏は、衆参の政治倫理審査会で弁明していない74人の関係議員が今後審査会に出席しなければ、引き続き国会での意見聴取を求めていく意向を示しました。
与野党は政治資金規正法の改正に向けて、週内にも、衆参両院に政治改革を議論する特別委員会を設置する方向でおおむね一致していて、調整が進められる見通しです。