일본어 뉴스: APEC首脳会議が閉幕議長国タイ首脳宣言を採択

APEC首脳しゅのう会議かいぎが閉幕へいまく議長ぎちょう国こくタイ首脳しゅのう宣言せんげんを採択さいたく

Nov 19, 2022 14:11 1

Furigana

タイで開ひらかれていたAPEC＝アジア太平洋たいへいよう経済けいざい協力きょうりょく会議かいぎの首脳しゅのう会議かいぎは首脳しゅのう宣言せんげんを採択さいたくし、19日にち、閉幕へいまくしました。

宣言せんげんは「ウクライナでの戦争せんそうをほとんどのメンバーが非難ひなんした」とする一方いっぽう、ロシアや制裁せいさいに参加さんかしていない一部いちぶの国くにの主張しゅちょうも踏ふまえた内容ないようとなりました。

21の国くにと地域ちいきが参加さんかするAPECの首脳しゅのう会議かいぎは、岸田きしだ総理そうり大臣だいじんや中国ちゅうごくの習近平ちから国家こっか主席しゅせき、アメリカのハリス副ふく大統領だいとうりょう、それにロシアのベロウソフ第だい1副ふく首相しゅしょうらが出席しゅっせきし、19日にち、貿易ぼうえきや投資とうしをテーマに議論ぎろんを行おこない、閉幕へいまくしました。

そして、議長ぎちょう国こくのタイ政府せいふは2日間にちかんの議論ぎろんの成果せいかとして首脳しゅのう宣言せんげんを発表はっぴょうし、このなかでロシアによるウクライナ侵攻しんこうについて「世界せかい経済けいざいにさらなる悪影響あくえいきょうを与あたえていることを目の当まのあたりにした」としています。

そのうえで「ウクライナでの戦争せんそうについてほとんどのメンバーが強つよく非難ひなんした」とする一方いっぽう、ロシアに対にたいする経済けいざい制裁せいさいなどについては「ほかの見解けんかいや異ことなる評価ひょうかがあった」とも明記めいきしました。

ロシアのウクライナ侵攻しんこうをめぐって各国かっこくの立場たちばが異ことなるなかで、ロシアを非難ひなんするアメリカや日本にっぽんなどと、経済けいざい制裁せいさいを批判ひはんするロシアや制裁せいさいに参加さんかしていない一部いちぶの国くにの主張しゅちょうをそれぞれ踏ふまえた内容ないようとなっています。

こうした表現ひょうげんは、今月こんげつ16日にちに採択さいたくされたG20サミット＝主要しゅよう20か国かこくの首脳しゅのう会議かいぎの宣言せんげんで使つかわれたもので、各国かっこくが合意ごういできるようAPECでも踏襲とうしゅうしたとみられます。

米べいハリス副ふく大統領だいとうりょうと中国ちゅうごく習近平ちから国家こっか主席しゅせきがことば交かわす

アメリカのホワイトハウスは、タイのバンコクで開ひらかれているAPEC＝アジア太平洋たいへいよう経済けいざい協力きょうりょく会議かいぎの会場かいじょうで19日にち、ハリス副ふく大統領だいとうりょうと中国ちゅうごくの習近平ちから国家こっか主席しゅせきが、短みじかくことばを交かわしたと明あきらかにしました。

ハリス副ふく大統領だいとうりょうは、両国りょうこくの競争きょうそうが衝突しょうとつに発展はってんしないように対話たいわのチャンネルを維持いじしていくという今月こんげつ14日にちの米べい中ちゅう首脳しゅのう会談かいだんで話し合はなしあわれた点てんについて、改あらためて言及げんきゅうしたということです。

一方いっぽう、国営こくえいの中国ちゅうごく中央ちゅうおうテレビによりますと、習主席しゅせきは「バイデン大統領だいとうりょうとの会談かいだんは戦略せんりゃく的てきかつ建設けんせつ的てきなもので両国りょうこく関係かんけいを次つぎの段階だんかいに導みちびく重要じゅうような意義いぎがあった。双方そうほうがさらに相互そうご理解りかいを深ふかめて誤解ごかいや誤あやまった判断はんだんを減へらし、両国りょうこく関係かんけいが健全けんぜんかつ安定あんていした軌道きどうに戻もどるよう望のぞむ。ハリス副ふく大統領だいとうりょうにはそのために積極せっきょく的てきな役割やくわりを果はたしてもらいたい」と述のべたということです。