Báo tiếng Nhật: 岸田首相旧統一教会被害者救済の新法案“実効性ある制度に”

岸田きしだ首相しゅしょう旧きゅう統一とういつ教会きょうかい被害ひがい者しゃ救済きゅうさいの新しん法案ほうあん“実効じっこう性せいある制度せいどに”

Dec 1, 2022 12:12

Furigana

国会こっかいは、参議院さんぎいん予算よさん委員いいん会かいで今年度こんねんどの第だい2次じ補正ほせい予算よさん案あんの審議しんぎが行おこなわれ、岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは旧きゅう統一とういつ教会きょうかいの被害ひがい者しゃ救済きゅうさいに向むけ、悪質あくしつな寄付きふを規制きせいする新あらたな法案ほうあんについて、法案ほうあんの成立せいりつ後ごに条文じょうぶんの解釈かいしゃくを明文化めいぶんかするなどして、実効じっこう性せいのある制度せいどとしていく考かんがえを示しめしました。

参議院さんぎいん予算よさん委員いいん会かいは午前ごぜん中ちゅう、公明党こうめいとう、日本にっぽん維新いしんの会かいが質問しつもんに立たちました。

公明党こうめいとうの石川いしかわ博ひろし崇たかし氏しは、防衛ぼうえい費ひの増額ぞうがくに関連かんれんし「厳きびしい安全あんぜん保障ほしょう環境かんきょうを踏ふまえれば、防衛ぼうえい力りょくの強化きょうかとそのための予算よさんの確保かくほは重要じゅうようだと考かんがえるが、徹底てっていした歳出さいしゅつ削減さくげんの努力どりょくも必要ひつようだ。何なにに財源ざいげんを求もとめるにしても、政府せいふ側がわの努力どりょくなしに国民こくみんの理解りかいを得えることはできない」とただしました。

これに対にたいして、岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは「防衛ぼうえい力りょくの抜本ばっぽん的てきな強化きょうかに際にさいして、まずは歳出さいしゅつ改革かいかくに最大限さいだいげん努力どりょくすることは当然とうぜんのことだ。防衛ぼうえい装備そうび品ひんの一括いっかつ調達ちょうたつや長期ちょうき契約けいやくによる効率こうりつ化かなどに取り組とりくんでいきたい」と述のべました。

一方いっぽう、敵てきのミサイル発射はっしゃ基地きちなどをたたく「反撃はんげき能力のうりょく」の保有ほゆうについて、浜田はまだ防衛ぼうえい大臣だいじんは「あくまで抑止よくし力りょくを高たかめ、ミサイルなどによる攻撃こうげきの可能かのう性せいを一層いっそう低下ていかさせるために何なにが必要ひつようかという観点かんてんで検討けんとうしているものだ。憲法けんぽう9条じょうとの関係かんけいにおいて、性能せいのう上じょうもっぱら相手あいて国こくの国土こくどの壊滅かいめつ的てき破壊はかいのためにのみ用もちいられる『攻撃こうげき兵器へいき』を保有ほゆうすることは、必要ひつよう最小さいしょう限度げんどの範囲はんいを超こえることになるため、いかなる場合ばあいにも許ゆるされない」と述のべました。

公明党こうめいとうの新妻にいづま秀しげる規ただし氏しは、東京とうきょう電力でんりょく福島ふくしま第だい一いち原子力げんしりょく発電はつでん所しょの処理しょり水すいをめぐり「海洋かいよう放出ほうしゅつに伴ともない風評ふうひょう被害ひがいが生しょうじないよう、処理しょり水すいの安全あんぜん性せいの広報こうほうなどが極きわめて重要じゅうようになる。福島ふくしまをはじめ被災ひさい地ちと全国ぜんこくの漁業ぎょぎょう者しゃへの風評ふうひょう被害ひがいの払拭ふっしょく（ふっしょく）と漁業ぎょぎょう支援しえんへの決意けついをうかがう」と述のべました。

これに対にたいし、岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは「就任しゅうにん直後ちょくごに福島ふくしま第だい一いち原発げんぱつを訪問ほうもんし、廃はい炉ろを着実ちゃくじつに進すすめ、福島ふくしまの復興ふっこうを実現じつげんするためには、処理しょり水すいの処分しょぶんは決けっして先送さきおくりできない課題かだいであると痛感つうかんした。風評ふうひょう影響えいきょうや事業じぎょう継続けいぞくへの懸念けねんに寄り添よりそいながら、政府せいふ一丸いちがんとなって万全ばんぜんの対策たいさくを講こうじてまいりたい」と述のべました。

日本にっぽん維新いしんの会かいの高木たかぎかおり氏しは、旧きゅう統一とういつ教会きょうかいの被害ひがい者しゃ救済きゅうさいのための法案ほうあんについて「進すすんで大金たいきんを寄付きふしたり、つぼを買かったりしてしまう方々かたがたは、困こまり、戸惑とまどっていないわけで、新法しんぽうは適用てきようできないのではないか。救すくえる範囲はんいがかなり限定げんていされてしまうと大変たいへん危惧きぐしている」と質問しつもんしました。

これに対にたいし、岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは「法案ほうあんが成立せいりつした際さいには、条文じょうぶんの解釈かいしゃくの明文化めいぶんかを図はかるなどして、さらに利用りようしやすく実効じっこう性せいのある制度せいどとする努力どりょくを続つづけ、被害ひがい者しゃ救済きゅうさいという成果せいかにつなげていく」と述のべました。