Báo tiếng Nhật: 旧統一教会被害者救済法案自民の修正案に一定評価立民維新

旧きゅう統一とういつ教会きょうかい被害ひがい者しゃ救済きゅうさい法案ほうあん自民じみんの修正しゅうせい案あんに一定いってい評価ひょうか立たつ民みん維新いしん

Dec 5, 2022 16:12

Furigana

旧きゅう統一とういつ教会きょうかいの被害ひがい者しゃ救済きゅうさいに向むけて悪質あくしつな寄付きふを規制きせいする新あらたな法案ほうあんをめぐり、自民党じみんとうは、立憲りっけん民主みんしゅ党とうと日本にっぽん維新いしんの会かいに対にたいし寄付きふの勧誘かんゆうを行おこなう法人ほうじんなどが配慮はいりょ義務ぎむを怠おこたった場合ばあい、勧告かんこくや法人ほうじん名めいの公表こうひょうを行おこなうなどとした修正しゅうせい案あんを示しめしました。立憲りっけん民主みんしゅ党とうと日本にっぽん維新いしんの会かいは、課題かだいは残のこるものの、一定いっていの評価ひょうかができるという考かんがえを伝つたえました。

旧きゅう統一とういつ教会きょうかいの被害ひがい者しゃの救済きゅうさいを図はかる新あらたな法案ほうあんは6日にち、衆議しゅうぎ院いんで審議しんぎ入いりする予定よていで、与党よとう側がわが今週こんしゅう10日にちの会期かいき末まつまでに成立せいりつさせたいとしているのに対にたいし、野党やとう側がわは、修正しゅうせいが必要ひつようだとして、与党よとう側がわに対応たいおうを求もとめていました。

そして、自民党じみんとうの茂木もぎ幹事かんじ長ちょうは5日にち午後ごご、立憲りっけん民主みんしゅ党とうの岡田おかだ幹事かんじ長ちょう、日本にっぽん維新いしんの会かいの藤田ふじた幹事かんじ長ちょうと会談かいだんし、修正しゅうせい案あんを示しめしました。

修正しゅうせい案あんでは、寄付きふの勧誘かんゆうを行おこなう法人ほうじんなどに課かすとしている配慮はいりょ義務ぎむについて両りょう党とうが求もとめていた禁止きんし行為こういとして位置いちづけることは難むずかしいとしたうえで、実効じっこう性せいを高たかめるため配慮はいりょ義務ぎむを怠おこたったことが判明はんめいした法人ほうじんなどに対にたいし、行政ぎょうせいが、勧告かんこくや法人ほうじん名めいの公表こうひょうを行おこなうことなどが柱はしらとなっています。

また、法律ほうりつを見直みなおす規定きていについて、施行しこう後ご3年ねんから2年ねんに短縮たんしゅくすることも盛り込もりこまれています。

これに対にたいし、岡田おかだ、藤田ふじた両氏りょうしは、課題かだいは残のこるものの一定いっていの評価ひょうかができるという考かんがえを伝つたえました。

一方いっぽう、3氏しは会談かいだんで、法案ほうあんを今いまの国会こっかいで成立せいりつさせる必要ひつようがあるとの認識にんしきで一致いっちし、今週こんしゅう10日にちに会期かいき末まつが迫せまるなか、審議しんぎ日程にっていの調整ちょうせいを急いそぐことを確認かくにんしました。

自民じみん茂木もぎ幹事かんじ長ちょう「できうるものはすべて取り入とりいれた」

自民党じみんとうの茂木もぎ幹事かんじ長ちょうは記者きしゃ団だんに「実効じっこう性せいをさらに高たかめていく観点かんてんから、今回こんかいは配慮はいりょ義務ぎむについて、『勧告かんこく』や『公表こうひょう』の対象たいしょうにする形かたちをとった。現行げんこうの法体ほうたい系けい上じょう、最大限さいだいげんのものを盛り込もりこんだと考かんがえており、野党やとうの提案ていあんも、できうるものはすべて取り入とりいれた」と述のべました。

立たつ民みん岡田おかだ幹事かんじ長ちょう「努力どりょくは評価ひょうか問題もんだい残のこっている」

立憲りっけん民主みんしゅ党とうの岡田おかだ幹事かんじ長ちょうは記者きしゃ団だんに「全体ぜんたい的てきに努力どりょくいただいたことは評価ひょうかしたい。あすから法案ほうあんが審議しんぎ入いりする中なかで、与党よとうが『ここまで歩み寄あゆみよる』という線せんを示しめしたものだが、配慮はいりょ義務ぎむを禁止きんしにするといういちばん肝心かんじんなところが変かわっておらず問題もんだいが残のこっている。現時点げんじてんで法案ほうあんへの賛否さんぴを言いうつもりはない。60点てんが合格ごうかく点てんだとすると50点てんぐらいにはなったので、あと10点てんだ」と述のべました。

維新いしん藤田ふじた幹事かんじ長ちょう「100点てんではないとはいえ一いち歩ほ前進ぜんしんは評価ひょうか」

日本にっぽん維新いしんの会かいの藤田ふじた幹事かんじ長ちょうは、記者きしゃ団だんに「実効じっこう性せいの面めんがいちばん大事だいじで、まだ、われわれが求もとめている100点てんではないとはいえ、一いち歩ほ前まえに進すすめているところは評価ひょうかしたい。あすから始はじまる法案ほうあん審議しんぎでは、岸田きしだ総理そうり大臣だいじんや参考さんこう人じんに対にたいする質疑しつぎを行おこなう可能かのう性せいがあるので、法案ほうあんの解釈かいしゃくや立法りっぽうの趣旨しゅしなどを明確めいかくにして、被害ひがい者しゃ救済きゅうさいや今後こんごの抑止よくしにつながる法案ほうあんに仕上しあがるよう最後さいごまで努力どりょくしたい」と述のべました。