29
日選出された
自民党の
岸田新総裁は、30
日午前、
党本部に
入って
派閥の
所属議員らと
対応を
協議する
など、
党役員や
閣僚の
人事について
調整を
進めています。
29日行われた自民党総裁選挙で決選投票の末、選出された岸田新総裁は、30日午前10時半ごろ党本部に入りました。
その際、記者団から、総裁選挙から一夜明けた心境を問われたのに対し「総裁に就任して実際に活動を始めると、やることがいっぱいある。日程もかなり窮屈な状況で大変めまぐるしく今、活動を始めている」と述べました。
その上で、党役員と閣僚の人事について「いろいろと検討する。いま、よく考えている」と述べました。
岸田氏は1日、党役員人事を決定することにしていて、閣僚人事も含めて調整を進めています。
党本部4階の総裁室で、およそ20分ほど、派閥の所属議員と対応を協議し、その後、東京都内のホテルに移動し、関係者と打ち合わせを行いました。
党役員 閣僚人事をめぐって岸田氏は、これまでに甘利税制調査会長を党の主要ポストで起用する方針を固めているほか、萩生田文部科学大臣を重要閣僚か党役員に起用する方向で調整しています。
また、河野規制改革担当大臣ら総裁選挙で争った候補者のほか、中堅・若手を起用する考えを示しています。