日本新闻: 全国高校ラグビー神奈川の桐蔭学園が優勝 3大会ぶり4回目

全国ぜんこく高校こうこうラグビー神奈川かながわの桐蔭学園とういんがくえんが優勝ゆうしょう 3大会たいかいぶり4回かい目め

Jan 7, 2024 17:01

Furigana

全国ぜんこく高校こうこうラグビー大会たいかいの決勝けっしょうが行おこなわれ、神奈川かながわの桐蔭学園とういんがくえんが東ひがし福岡ふくおか高校こうこうに8対たい5で競り勝せりかって、3大会たいかいぶり4回かい目めの優勝ゆうしょうを果はたしました。

大阪おおさかの花園はなぞのラグビー場じょうで開ひらかれていた大会たいかいは7日にち、決勝けっしょうが行おこなわれ、桐蔭学園とういんがくえんと連覇れんぱを目指めざす東ひがし福岡ふくおかが対戦たいせんしました。

両校りょうこうの決勝けっしょうでの顔合かおあわせは、2011年ねんに行おこなわれた第だい90回かい大会たいかい以来いらいとなる13大会たいかいぶりで、この試合しあいでは31対たい31で両りょうチーム優勝ゆうしょうとなりました。

桐蔭学園とういんがくえんは、序盤じょばんから相手あいて陣内じんないの深ふかくに攻め込せめこみ、前半ぜんはん13分ふん、フルバックの吉田よしだ晃あきら己おのれ選手せんしゅがペナルティーゴールを決きめて、3点てんを先制せんせいしました。

24分ふんにはウイングの田中たなか健けん想そう選手せんしゅが相手あいてのこぼしたボールを拾い上ひろいあげ、そのままおよそ20メートルを走はしりきってトライを決きめ、桐蔭学園とういんがくえんが8対たい0とリードして前半ぜんはんを終おえました。

追おう東ひがし福岡ふくおかは後半こうはん16分ふんに相手あいてのタックルで倒たおされながらもボールをつなぎ、最後さいごはセンターの神かみ拓実たくじつ選手せんしゅのトライで、8対たい5として3点てん差さに迫せまりました。

桐蔭学園とういんがくえんは、終盤しゅうばんの再三さいさんのピンチに力強ちからづよいタックルで相手あいてを押し返おしかえすなど、粘り強ねばりづよいディフェンスで得点とくてんを許ゆるさず8対たい5で競り勝せりかって3大会たいかいぶり4回かい目めの優勝ゆうしょうを果はたしました。

桐蔭学園とういんがくえん藤原ふじわら監督かんとく「選手せんしゅたちにおめでとうと伝つたえたい」

桐蔭学園とういんがくえんの藤原ふじわら秀之ひでゆき監督かんとくは「全国ぜんこく高校こうこうラグビー大会たいかいの決勝けっしょうでは、一いち度ども東ひがし福岡ふくおか高校こうこうに勝かてたことがなかったのでよかった。選手せんしゅたちは、前回ぜんかい大会たいかいは予選よせんで負まけて出場しゅつじょうできなかった悔くやしさがあったと思おもうが、桐蔭学園とういんがくえんのDNAを引き継ひきついでくれたと思おもう。周囲しゅういのサポートを優勝ゆうしょうという形かたちにできてよかった。選手せんしゅたちにはおめでとうと伝つたえたい」と話はなしていました。

桐蔭学園とういんがくえん城しろ主将しゅしょう「支ささえてくれた関係かんけい者しゃのおかげ」

桐蔭学園とういんがくえんのキャプテン、城じょう央ひさし祐ゆう選手せんしゅは「優勝ゆうしょうできてうれしいです。連覇れんぱがかかる相手あいてに対にたいして、自分じぶんたちはチャレンジャーという思おもいだった。体からだをバチバチと当あてるラグビーをしようと、ミーティングで決きめたことを腹はらをくくって実行じっこうできたことがよかった。優勝ゆうしょうは自分じぶんたちだけの力ちからではなく、これまで支ささえてくれた関係かんけい者しゃのおかげだと思おもう」と、笑顔えがおを見みせながら話はなしていました。

東ひがし福岡ふくおか高こう比良びら主将しゅしょう「日本一にっぽんいちになることは本当ほんとうに難むずかしいと痛感つうかん」

東ひがし福岡ふくおか高校こうこうのキャプテン、高こう比良びら恭介きょうすけ選手せんしゅは「試合しあいが終おわった瞬間しゅんかんは涙なみだが出でることもなくやりきったという感情かんじょうだった。攻撃こうげき力りょくのある桐蔭学園とういんがくえん相手あいてにディフェンスで通用つうようする部分ぶぶんも多おおかったので、1年間ねんかんやってきたことは間違まちがいではなかったと感かんじることができた」と振り返ふりかえりました。