일본어 뉴스: 甲府夫婦殺人放火事件死刑判決の被告 “謝罪伝えてもよい”

甲府こうふ夫婦ふうふ殺人さつじん放火ほうか事件じけん死刑しけい判決はんけつの被告ひこく “謝罪しゃざい伝つたえてもよい”

Jan 19, 2024 11:01

Furigana

3年ねん前まえの2021年ねん、甲府こうふ市しで一方いっぽう的てきに好意こういを寄よせていた女性じょせいの住宅じゅうたくに侵入しんにゅうし、両親りょうしんを殺害さつがいしたなどとして殺人さつじんなどの罪つみに問とわれ、18日にちに死刑しけい判決はんけつを言い渡いいわたされた当時とうじ19歳さいの被告ひこくがNHKの記者きしゃの接見せっけんに応おうじ「遺族いぞくに謝罪しゃざいのことばを伝つたえてもよいかなと思おもう」と話はなし、これまでとは違ちがい謝罪しゃざいする意思いしを示しめしました。

甲府こうふ市しの定時ていじ制せい高校こうこうに通かよい当時とうじ、19歳さいだった遠藤えんどう裕喜ひろき被告ひこく（21）は、3年ねん前まえの10月つき、一方いっぽう的てきに好意こういを寄よせていた女性じょせいが暮くらす市内しないの住宅じゅうたくに侵入しんにゅうし、50代だいの両親りょうしんを殺害さつがいしたほか住宅じゅうたくを全焼ぜんしょうさせたなどとして殺人さつじんや放火ほうかなどの罪つみに問とわれ、18日にち、甲府こうふ地方ちほう裁判所さいばんしょで死刑しけい判決はんけつを言い渡いいわたされました。

被告ひこくは19日にち、NHKの記者きしゃの接見せっけんに応おうじ、死刑しけい判決はんけつを言い渡いいわたされたことについて「思おもっていたとおりの判決はんけつでほっとした。言い渡いいわたしの途中とちゅうから『もうこれは死刑しけいだな』と感かんじていた」と述のべました。

そのうえで、事件じけんの遺族いぞくへの気持きもちを尋たずねると「悪わるいことをした立場たちばなので謝罪しゃざいのことばを伝つたえてもよいかなと思おもいます。遺族いぞくは二度にどと関かかわらないでほしいと裁判さいばんで証言しょうげんしたので、謝罪しゃざいを弁護士べんごしを通をつうじてすることも考かんがえたい」と話はなし、これまで裁判さいばんや記者きしゃとの接見せっけんで謝罪しゃざいする意思いしがないとしていた言動げんどうとは違ちがう変化へんかが見みられました。