日本新闻: 富山大規模崩落の国道国交省が復旧に向け「災害緊急調査」

富山とやま大だい規模きぼ崩落ほうらくの国道こくどう国交こっこう省しょうが復旧ふっきゅうに向むけ「災害さいがい緊急きんきゅう調査ちょうさ」

Jan 23, 2024 12:01

Furigana

能登のと半島はんとう地震じしんで大だい規模きぼな崩落ほうらくが発生はっせいし、一部いちぶが今いまも通行止つうこうどめとなっている富山とやま県けん小矢部おやべ市しの国道こくどう359号ごうで国土こくど交通こうつう省しょうの担当たんとう者しゃが道路どうろの復旧ふっきゅうに向むけた「災害さいがい緊急きんきゅう調査ちょうさ」を行おこないました。

富山とやま県けんと石川いしかわ県けんを結むすぶ国道こくどう359号ごうは、富山とやま県けん小矢部おやべ市内しない山さんで160メートルにわたって地震じしんによる崩落ほうらくなどの被害ひがいが出でていて、今いまも石川いしかわ県けんとの県境けんきょうまでのおよそ4キロが通行止つうこうどめとなっています。

23日にちは国土こくど交通こうつう省しょうの災害さいがい査定さてい官かんが現地げんちを訪おとずれ、道路どうろの復旧ふっきゅうに向むけた「災害さいがい緊急きんきゅう調査ちょうさ」を行おこないました。

災害さいがい査定さてい官かんは、崩落ほうらくの状況じょうきょうや現場げんばの地質ちしつについて県けんの担当たんとう者しゃから説明せつめいを受うけた後のち

▽山側やまがわに仮設かせつの道路どうろを設もうけて速すみやかに交通こうつうを確保かくほすることや

▽崩落ほうらくした部分ぶぶんや周辺しゅうへんの盛り土もりつちでボーリング調査ちょうさを行おこなうよう助言じょげんしていました。

富山とやま県けんは大だい規模きぼな崩落ほうらくが起おきた原因げんいんの特定とくていを進すすめるとともに、工事こうじの具体ぐたい的てきな方法ほうほうを検討けんとうして国くにとともに道路どうろの復旧ふっきゅうを急いそぐことにしています。

国土こくど交通こうつう省しょう防災ぼうさい課かの小川おがわ渉わたる災害さいがい査定さてい官かんは「まずは仮かりの道路どうろを造つくって交通こうつうを確保かくほする必要ひつようがある。これから富山とやま県内けんないのほかの被災ひさい現場げんばにも足あしを運はこんで状況じょうきょうを把握はあくし、復旧ふっきゅうに向むけた方針ほうしんを検討けんとうしたい」と話はなしていました。