日本政府関係者によりますと日本大使館の職員が4日午後、スパイ活動に関わった疑いがあるとして3月に北京市内で拘束された大手製薬会社の日本人駐在員の男性と面会したということです。
面会はおよそ30分間行われ、男性の健康状態に問題はないということです。
一方、拘束された理由などについては、明らかにされなかったとしています。
2日、中国を訪れた林外務大臣は、秦剛外相や外交を統括する王毅政治局委員、李強首相らと相次いで会談し、男性の拘束に対して、抗議するとともに早期解放を強く申し入れていました。
日本政府は、今後も男性との面会を求めていくとともに中国に対して、引き続き、早期解放を強く申し入れていくとしています。
