その後、3対5とリードが広がった5回は、先頭で打席に入った8番のレンヒーフォ選手がソロホームランを打って、再び1点差となりました。
ホームランを打った選手を祝う今シーズンのチームのパフォーマンスとして、鹿児島の会社から取り寄せた「かぶと」をレンヒーフォ選手にかぶせた際、前立てが壊れるアクシデントもありましたが、このあと大谷選手の前を打つトラウト選手が2試合連続のホームランとなるスリーランを打って、この回、逆転しました。
エンジェルスは8回、5番のレンフロー選手が今シーズン1号のツーランホームランを打ってリードを広げ、9対5で快勝しました。 レンフロー選手がホーンムランを打ってベンチに戻った際、かぶとの前立ては修復されていました。
注目が集まる岩手の花巻東高校対決は、BS1で10日午前5時から中継でお伝えします。
鹿児島県薩摩川内市の「甲冑工房丸武」は、NHKの大河ドラマをはじめ国内のテレビドラマや映画などで採用されるかっちゅうの多くを製作してきました。 そして、今回、エンジェルスが今シーズン、ホームランを打った選手を出迎える際にかぶせるかぶとを製作しました。 会社の事務所では、9日の午前中から社長と職人の女性がエンジェルスの試合を見守り、選手がホームランを打ってかぶとをかぶるたびに、手をたたいて喜んでいました。
8日にトラウト選手がホームランを打ち「かぶと」をかぶる場面がテレビで中継されると、問い合わせが殺到し、9日朝までに2件の注文が入ったということです。 9日の試合で大谷選手は、3試合連続となるヒットを打ったものの、ホームランはなく、かぶとをかぶるシーンはおあずけとなりました。 田ノ上智隆社長は「こんなに大きな反響は、自分の知るかぎりでは心当たりがありません。ぜひ大谷選手にかぶってほしいです」と期待を寄せていました。
球団によりますと、人形の効果もあってこの試合はチケットが完売したということで、開門と同時に大勢のファンが球場に詰めかけ、うれしそうに人形を手にする姿が見られました。 また試合前には、大谷選手が去年、最優秀指名打者賞にあたる「エドガー・マルティネス賞」を受賞したことを祝う表彰式がグラウンドで行われ、大谷選手に記念のトロフィーが贈られました。
次戦 菊池雄星と花巻東高校出身対決
かぶとのパフォーマンス 監督「選手も楽しんでいる」
かぶと製作した会社社長「ぜひ大谷選手にかぶってほしい」
自己最多13奪三振を記念 大谷の首振り人形配布