嘱託警察犬は、いつもは家庭などにいて、事件や事故のとき警察の仕事を手伝う犬です。石川県の警察では初めて、トイプードルという小さい犬が選ばれました。
この犬の名前は「そら」で、9歳です。「そら」を飼っている人は、いたずらが好きな「そら」がもっといい犬になるように、訓練をしてもらいました。訓練を続けていると「そら」は、同じにおいの物や場所をさがすことなど、警察の仕事に必要なことができるようになりました。
石川県では、去年までの3年の間に7回、どこに行ったかわからなくなった人を犬が手伝って見つけました。
「そら」を飼っている人は「警察を手伝う犬になることができると思っていませんでした。大きい犬が行くことができない場所で、『そら』が役に立つといいと思います」と話しています。