ドラッグストア
最大手のウエルシアホールディングスは、
全国およそ2000
店舗で
取り扱っている
たばこの
販売を3
年後までにすべて
取りやめることを
決めました。
健康に対する企業としての
姿勢を
示すことが
理由だとしています。
ウエルシアホールディングスは、グループで全国2700店以上のドラッグストアを展開していますが、このうちおよそ2000店でたばこを取り扱っています。
会社は10日開いた経営方針の説明会で、3年後の2026年2月までにすべての店でたばこの販売を取りやめると発表しました。
会社によりますと、たばこの売り上げは年間およそ200億円で、グループ全体の売り上げのおよそ2%にあたりますが、そのほかの商品の販売を強化するなどして影響を抑えたいとしています。
松本忠久社長は
説明会で、「10
年先を
見据え、
確実に
健康を
指向して
いくことで、
住民や
地域の
方にしっかり
対応していきたい」と
述べ、
健康に対する企業としての
姿勢を
示すことが
理由だと
説明しました。
ドラッグストア業界でたばこの販売を取りやめる動きは過去にも一部のチェーン店が数店規模で実施した例はありますが、業界最大手による全国規模での今回の決定がほかのチェーン店に影響を与えることも予想されます。