京都大学で
研究し、
現在はフランス
国立自然史博物館に
所属するマリ・シゴ
さんらの
研究グループは、2020
年までの2
年間にフクロウやサル、
それに、
は虫類など珍しい動物と
触れ合える「エキゾチックアニマルカフェ」について、ネット
上で
得られる
情報をもとに
実態を
調べました。
その結果、全国で142店舗が確認でき、扱っている動物は419種類3793個体に上ったということです。
このうち、9種類は絶滅のおそれがあるとしてワシントン条約で国際取引が禁止され、感染症がヒトにうつるおそれがあるとしてペットとしての輸入が禁止されている動物も合わせて10種類いたとしています。
研究グループは、違法な取り引きを助長したり思わぬ感染症にかかったりしないように動物の移動履歴を管理するなど、何らかの規制の必要があると指摘しています。
シゴさんは「『動物カフェ』は動物園の縮小版のように考えられているが、法的な枠組みが十分に整備されていない。早急に対応が必要だ」と話していました。