アメリカのNASAは、2025年に人が月に行って調査をする「アルテミス計画」を進めています。計画には日本も参加しています。NASAはそのあとで、火星に人が行くことも考えています。
アメリカのテキサス州に、火星で生活するための実験をする施設ができました。施設には160m²ぐらいの広さの建物があって、ベッドやシャワーなどのほかに、野菜を育てる機械などもあります。
建物の外には火星と同じような赤い砂を敷いた場所があって、長く歩く実験などができます。
この施設で、4人のボランティアが今年6月から1年ぐらい生活します。
NASAの人は「地球から遠くて生活のための物が少ない環境です。健康などにどのような影響があるかを調べる必要があります」と話しています。