アメリカの
有力紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」は、アメリカの
電気自動車メーカー「テスラ」のCEO、イーロン・
マスク氏が、
対話式AIの「ChatGPT」を
開発した
企業に
対抗して
新たにAIを
手がける企業を
設立したと
伝えました。
「ChatGPT」など、まるで人間が書いたかのような自然な文章を作成できる対話式AIの利用は世界各地で急速に広がっていて、開発競争が激しくなっています。
ウォール・ストリート・ジャーナルは14日、イーロン・マスク氏が新たにAIを手がける企業をアメリカ西部ネバダ州に設立したと伝えました。
また、イギリスの経済紙、フィナンシャル・タイムズも14日、マスク氏がAIのスタートアップ企業の立ち上げを計画していると伝えています。
欧米の
メディアは
マスク氏がAIの
研究者とエンジニアの
チームをつくり、
対話式AIの「ChatGPT」を
開発した
アメリカの
企業、
オープンAIに
対抗しようとしているとしています。
対話式AIをめぐっては、開発競争がコントロールできない状況に陥っているなどとして、少なくとも半年間は開発を中断するよう求めるオンラインの署名活動が行われマスク氏も先月、署名していました。