日本新聞: 初の国産ジェット大型受注へ米航空会社と協議で合意

初はつの国産こくさんジェット大型おおがた受注じゅちゅうへ米べい航空こうくう会社かいしゃと協議きょうぎで合意ごうい

Sep 6, 2019 06:09

Furigana

三菱みつびし航空こうくう機きは、国産こくさん初はつのジェット旅客機りょかくき「三菱みつびしスペースジェット」の新あらたな主力しゅりょく機種きしゅとして開発かいはつしている70席せきクラスの機体きたい100機きの受注じゅちゅうに向むけ、アメリカの航空こうくう会社かいしゃとの間まで協議きょうぎを進すすめることで合意ごういしたことがわかりました。この機種きしゅでは初はじめてとなる大型おおがたの受注じゅちゅうを実現じつげんし、受注じゅちゅう拡大かくだいにはずみをつけられるか注目ちゅうもくされます。関係かんけい者しゃによりますと、三菱みつびし航空こうくう機きはアメリカの航空こうくう会社かいしゃ「メサ航空こうくう」との間まで、座席ざせき数すう70席せきクラスの機体きたい100機きの受注じゅちゅうに向むけ、価格かかくなどの具体ぐたい的てきな協議きょうぎを進すすめることで合意ごういしました。

2024年ねんの納入のうにゅうを目指めざして協議きょうぎを進すすめる方針ほうしんで、受注じゅちゅうが実現じつげんすれば4000億おく円えん規模きぼの売り上うりあげになると見みられます。

三菱みつびし航空こうくう機きはこれまで、90席せきクラスの400機き余あまりを受注じゅちゅうしていますが、現在げんざい最大さいだいの市場しじょうとされるアメリカで需要じゅようが高たかまっている、70席せきクラスの機体きたいを新あらたな主力しゅりょく機種きしゅと位置いちづけ、開発かいはつに力ちからを入いれています。

三菱みつびしスペースジェットは相次あいつぐトラブルで初号しょごう機きの納入のうにゅうが当初とうしょの計画けいかくから７なな年ねん遅おくれの来年らいねん半なかばまでずれ込ずれこんでいて、この機種きしゅでは初はじめてとなる大型おおがたの受注じゅちゅうを実現じつげんし、受注じゅちゅう拡大かくだいにはずみをつけられるか注目ちゅうもくされます。