일본어 뉴스: トキ国内の野生下での生息数 2008年の放鳥開始以降初の減少に

トキ国内こくないの野生やせい下かでの生息せいそく数すう 2008年ねんの放鳥ほうちょう開始かいし以降いこう初はつの減少げんしょうに

Feb 19, 2024 17:02 0

Furigana

国くにの特別とくべつ天然てんねん記念きねん物ぶつのトキは、去年きょねん12月つき時点じてんの国内こくないの野生やせい下かでの生息せいそく数すうが532羽わと推定すいていされ、前まえの年としより13羽わ減へり、トキの放鳥ほうちょうが始はじまった2008年ねん以降いこうで、初はじめて減少げんしょうに転てんじました。

トキは、かつて国内こくないの広ひろい範囲はんいで生息せいそくしていましたが、乱獲らんかくなどの影響えいきょうで一時いちじ、姿すがたを消けし、新潟にいがた県けん佐渡さど市しで人工じんこう繁殖はんしょくと野外やがいへ放はなつ放鳥ほうちょうの取り組とりくみが進すすめられてきました。

環境省かんきょうしょうによりますと、国内こくないの野生やせい下かでのトキの生息せいそく数すうは放鳥ほうちょうを始はじめた2008年ねん以降いこう増加ぞうかし続つづけてきましたが、去年きょねん12月つき時点じてんで532羽わと推定すいていされ、前まえの年としより13羽わ減へっていて、放鳥ほうちょうが開始かいしされてから初はじめて減少げんしょうに転てんじました。

トキの生態せいたいに詳くわしい新潟にいがた大学だいがく佐渡さど自然しぜん共生きょうせい科学かがくセンターのセンター長ちょう、永田ながた尚志ひさし教授きょうじゅは「佐渡さどではトキの生息せいそく数すうが増加ぞうかした結果けっか、繁殖はんしょく地ちが込み入こみいってきて、互たがいに営巣えいそうを妨害ぼうがいしあい繁殖はんしょくに失敗しっぱいしてしまうことなどが起おきているためだ」と話はなしています。

一方いっぽう、佐渡さど市し以外いがいでも今後こんごトキの定着ていちゃくを目指めざして放鳥ほうちょうが行おこなわれることになっていて、環境省かんきょうしょうはトキに適てきした生息せいそく環境かんきょうなどを見極みきわめながら放鳥ほうちょう場所ばしょや放鳥ほうちょう時期じきなどを決定けっていしていくことにしています。