1960
年代から
話題の
映画や
ドラマ、
舞台などで
活躍し、
清純な
女性から
悪女まで
幅広い役柄を
演じ
分け、
人気を
集めてきた
俳優の
山本陽子さんが
亡くなりました。81
歳でした。
山本陽子さんは東京出身で、日活のニューフェイスとして芸能活動を始めました。
1960年代以降、話題の映画やドラマ、舞台などに次々と出演し、清純な女性から悪女まで幅広く演じわける高い演技力と清そな顔立ちで人気を集めました。
このうち、1982年に放送された民放のドラマ「黒革の手帖」では平凡なOLから銀座のクラブのママにのし上がる悪女を演じて話題を呼んだほか、老舗の漬物店を舞台に親子の絆などを描いた1990年のNHKの連続テレビ小説「京、ふたり」では母親役を演じるなど、数多くのドラマに出演しました。
また、舞台でも長く活躍し、森光子さんの「放浪記」に出演したほか、舞台「おはん」で主役を演じ、1993年度の菊田一夫演劇賞を受賞しています。
さらに、長年出演したのりのコマーシャルでもお茶の間に親しまれました。
最近も今月2日に放送されたテレビ番組に出演して元気な様子を見せていたほか、4月には舞台への出演も予定されていましたが、関係者によりますと、今月、亡くなったということです。