일본어 뉴스: 能登半島地震復興考えるシンポ専門家“人口減少を見据えて”

能登のと半島はんとう地震じしん復興ふっこう考かんがえるシンポ専門せんもん家か“人口じんこう減少げんしょうを見据みすえて”

Feb 25, 2024 06:02

Furigana

能登のと半島はんとう地震じしんからの復興ふっこうについて考かんがえるシンポジウムが24日にちに都内とないで開ひらかれ、東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいの教訓きょうくんを踏ふまえ被災ひさい者しゃの意向いこうをきめ細きめこまかく調査ちょうさするとともに人口じんこう減少げんしょうを見据みすえた復興ふっこうを進すすめるよう、専門せんもん家かが訴うったえました。

このシンポジウムは日本にっぽん都市とし計画けいかく学会がっかいが開ひらき、はじめに国土こくど交通こうつう省しょうの担当たんとう者しゃが、石川いしかわ県けんの奥おく能登のと地域ちいきでは自治体じちたいによって高齢こうれい化か率りつが50％を超こえていて、2045年ねんの人口じんこうは半分はんぶんになると予測よそくされるなど高齢こうれい化かと人口じんこう減少げんしょうが顕著けんちょに進すすんでいると説明せつめいしました。

続つづいて、都市とし計画けいかくに詳くわしい東北とうほく大学だいがくの姥うば浦うら道生どうしょう教授きょうじゅが、東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいの例れいを挙あげ被災ひさい者しゃが地元じもとを離はなれた場合ばあい、民間みんかんの空き地あきちの多おおい市街しがい地ちが形成けいせいされる可能かのう性せいがあるとして、そうした土地とちに災害さいがい公営こうえい住宅じゅうたくや公園こうえんを整備せいびするなど空き地あきちが生しょうじることを見据みすえたまちづくりが大切たいせつだと指摘してきしました。

そのうえで、地元じもとの研究けんきゅう者しゃなどを中心ちゅうしんとしたチームを立たち上あげて被災ひさい者しゃにきめ細きめこまかく意向いこう調査ちょうさを行おこない、集落しゅうらくの集約しゅうやく化かなど人口じんこう減少げんしょうに対応たいおうした復興ふっこうを進すすめることが重要じゅうようだと訴うったえました。

姥うば浦うら教授きょうじゅは「能登のと半島はんとう地震じしんの大おおきな特徴とくちょうは、人口じんこう減少げんしょうが進すすむ地域ちいきが地震じしんや津波つなみ、火災かさいなどさまざまな被害ひがいを受うけたことだが、東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいなど過去かこの災害さいがいの経験けいけんや対応たいおう策さくを総そう結集けっしゅうし、復興ふっこうを考かんがえることが重要じゅうようだ」と話はなしていました。