地震じしん活動かつどうつづ千葉ちばけん東方とうほうおきで「スロースリップ」か 国土こくど地理ちりいん

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Mar 1, 2024 17:03 0
Furigana
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地震じしん活動かつどうつづいている千葉ちばけん東方とうほうおきで、りくがわのプレートとうみがわのプレートの境界きょうかいがゆっくりとずれうご「スロースリップ」がきているとみられることが国土こくど地理ちりいん分析ぶんせきでわかりました。

千葉ちばけん東方とうほうおきでは先月せんげつ27にちから地震じしん相次あいついでいて、1にちはやくにはマグニチュード5.2の地震じしん発生はっせいし、千葉ちばけん埼玉さいたまけん震度しんど4の観測かんそくしています。

衛星えいせい使つかって地殻ちかく変動へんどう観測かんそくをしている国土こくど地理ちりいんによりますと、房総ぼうそう半島はんとうでは先月せんげつ26にちごろからふだんとはことなる変化へんかきていたことがわかりました。

この地殻ちかく変動へんどうをもとに分析ぶんせきした結果けっか千葉ちばけん東方とうほうおきではりくがわのプレートとうみがわのプレートの境界きょうかいがゆっくりずれうご「スロースリップ」がきているとみられ、ずれうごいたりょう最大さいだいおよそ2センチ推定すいていされています。

千葉ちばけん東方とうほうおきでは1996ねんから2018ねんにかけて「スロースリップ」が6かい観測かんそくされていて、おな時期じき地震じしん活動かつどう活発かっぱつになっています。

過去かこの「スロースリップ」は2週間しゅうかん程度ていどつづいていたことから、国土こくど地理ちりいん今後こんご注意深ちゅういぶか監視かんしするとしています。

専門せんもん「ふだんの生活せいかつつづけながらへのそなを」

地殻ちかく変動へんどう専門せんもん京都大きょうとだいがく防災ぼうさい研究所けんきゅうじょ西村にしむら卓也たくや 教授きょうじゅによりますと、房総ぼうそう半島はんとう東側ひがしがわ地盤じばん通常つうじょうきたよりにうごに対にたい先月せんげつ27にちには、ほぼぎゃくにあたる南東なんとう方向ほうこううごいていることが確認かくにんされたということです。

西村にしむら教授きょうじゅは「この地域ちいきではスロースリップは1週間しゅうかんや10にちほどつづが、地震じしん活動かつどうについては1か月かげつぐらい注意ちゅうい必要ひつようだ。1つきには能登のと半島はんとう地震じしんきたが、あまりおそれすぎるのもよくない。ふだんの生活せいかつつづけながらへのそなをいっそう確認かくにんしてしい」とはなしています。

千葉ちばけん東方とうほうおき これまでのスロースリップ

政府せいふ地震じしん調査ちょうさ委員いいんかい国土こくど地理ちりいんによりますと、千葉ちばけん東方とうほうおきでは「スロースリップ」がすうねんおきに発生はっせいしていて、そのたびに周辺しゅうへん地震じしん活動かつどう活発かっぱつになっています。

これまでにスロースリップが確認かくにんされているのは

▼1996ねん5つき

▼2002ねん10つき

▼2007ねん8つき

▼2011ねん10つき

▼2014ねん1つき

▼2018ねん6つき 

の6かいで、それぞれが2ねんから6ねんあま間隔かんかくきています。

今回こんかい間隔かんかくは5ねん8か月かげつとなります。過去かこのスロースリップはおおむね10にち前後ぜんご観測かんそくされています。

このうち、2018ねん活動かつどうでは、地震じしん調査ちょうさ委員いいんかいで「スロースリップ」がきていることが報告ほうこくされ、への注意ちゅういびかけられた翌日よくじつ震度しんど3を観測かんそくする地震じしんがありました。

そして、スロースリップがはじまってから1か月かげつほどあとにあたる7つきにマグニチュード6.0の地震じしんがあり、千葉ちばけん震度しんど5じゃく観測かんそくしました。

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