志賀しが原発げんぱつモニタリングポスト 地震じしんデータけつはか 原因げんいん電源でんげん

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Mar 1, 2024 17:03 1
Furigana
日本报纸
能登のと半島はんとう地震じしんのあと、石川いしかわけん志賀しかまち志賀しが原子力げんしりょく発電はつでんしょ周辺しゅうへん設置せっちされたモニタリングポスト一部いちぶで、事故じこさい住民じゅうみん避難ひなん判断はんだんする放射線ほうしゃせんりょうデータが、一時いちじられなくなりました。

これについて原子力げんしりょく規制きせいちょうなどが調しらべたところ停電ていでんそなえて測定そくていつづけるためのバッテリーは設置せっちしていた一方いっぽうで、通信つうしん機器きき常用じょうよう電源でんげん確保かくほされていないなど、対策たいさくじょう課題かだいがあった可能かのうせいがあることがかりました。

石川いしかわけんは、志賀しが原発げんぱつ事故じこきたさい住民じゅうみん避難ひなんなど判断はんだんするため、放射線ほうしゃせんりょう測定そくていするモニタリングポストを96か所かしょ設置せっちしていますが、ことし1つき1にち発生はっせいした能登のと半島はんとう地震じしんのあと、最大さいだい16か所かしょ一時いちじデータられなくなりました。

これらは、有線ゆうせん回線かいせん携帯けいたい電話でんわ回線かいせん通信つうしん手段しゅだん二重化にじゅうかしていましたが、これまでの調査ちょうさ停電ていでんなどによる通信つうしん障害しょうがいで、データおくれなくなったとみられています。

通信つうしん障害しょうがい原因げんいんについて原子力げんしりょく規制きせいちょう石川いしかわけんくわしく調しらべたところ、16か所かしょうち簡易かんいがたの14か所かしょでは、停電ていでんそなえて放射線ほうしゃせんりょう測定そくていつづけるためのバッテリーは設置せっちしていた一方いっぽう有線ゆうせん回線かいせん通信つうしんするためのルーターとばれる機器きき常用じょうよう電源でんげん確保かくほされていなかったことがかりました。

のこ2か所かしょはルーターにも常用じょうよう電源でんげん確保かくほされていましたが、地震じしん影響えいきょうでケーブルが切断せつだんされ、結果けっかてきに16か所かしょすべてで地震じしん発生はっせい直後ちょくごから有線ゆうせん回線かいせん使つかえなくなっていたとみられます。

さらに、データ送信そうしん状況じょうきょう分析ぶんせきすると

▽16か所かしょうち10か所かしょ地震じしん直後ちょくご通信つうしん途絶とだえていた一方いっぽう

ほかの6か所かしょでは翌日よくじつ未明みめいから2にちにかけて徐々じょじょ通信つうしんできなくなっていました。

こうしたちがは、バックアップである携帯けいたい電話でんわ回線かいせん状態じょうたいしめしていて

▽10か所かしょでは基地きちきょくどうしをむすケーブルが切断せつだんされたとみられるほか

▽6か所かしょ携帯けいたい電話でんわ会社かいしゃ管理かんりする基地きちきょく常用じょうよう電源でんげん枯渇こかつしたとみられるということです。

モニタリングポストをめぐっては、2018ねん北海道ほっかいどう胆振いぶり東部とうぶ地震じしんでもとまり原発げんぱつ周辺しゅうへんデータけつはか相次あいついだことから、原子力げんしりょく規制きせい委員いいんかい常用じょうよう電源でんげん整備せいびや、通信つうしん回線かいせん多重たじゅうかく自治体じちたいもとめ、対策たいさくすすめられていました。

原子力げんしりょく規制きせいちょうは、対策たいさくじょう課題かだいがあった可能かのうせいがあるとして、電源でんげん供給きょうきゅう対策たいさく改善かいぜん通信つうしん事業じぎょうしゃたよらない独自どくじ通信つうしん手段しゅだん確立かくりつすすめたいとしています。

くにもとめる通信つうしん手段しゅだん多重たじゅう かく自治体じちたい状況じょうきょう

原発げんぱつ周辺しゅうへん設置せっちするモニタリングポストをめぐっては2018ねん北海道ほっかいどう胆振いぶり東部とうぶ地震じしんでもとまり原発げんぱつ周辺しゅうへんデータけつはか相次あいつぎ、くにかく自治体じちたいに対にたいして通信つうしん手段しゅだん多重たじゅうするようもとめていました。

具体ぐたいてきには、おも地上ちじょう光ファイバーひかりふぁいば-など有線ゆうせんと、携帯けいたい電話でんわなどの無線むせんそれに、人工じんこう衛星えいせい使つか衛星えいせいという3つの通信つうしん手段しゅだん組み合くみあわせることになりますが、どの方法ほうほう採用さいようするかはかく自治体じちたい地域ちいき実情じつじょうおうじて判断はんだんすることになっています。

これについてNHKは、対策たいさくもとめられている原子力げんしりょく発電はつでんしょから30キロ圏内けんないふくまれる21の道府県どうふけん多重たじゅう方法ほうほう取材しゅざいしました。

その結果けっか福島ふくしま新潟にいがた静岡しずおか愛媛えひめの4けんでは、一部いちぶのモニタリングポスト有線ゆうせん無線むせん衛星えいせいの3種類しゅるい回線かいせん整備せいびして、通信つうしん手段しゅだんを3じゅうしていました。

また、12の道府県どうふけんでは、すべてのモニタリングポストで、2じゅう手段しゅだんとして、有線ゆうせんまたは無線むせん衛星えいせい組み合くみあわせていました。

一方いっぽう石川いしかわけんふく5つのけんでは、有線ゆうせん無線むせんで2じゅうしていました。

衛星えいせい通信つうしん採用さいようしていない理由りゆうについて石川いしかわけん

あめゆきなど天候てんこう影響えいきょうけやすいほか

通信つうしん混雑こんざつ状況じょうきょう

アンテナずれによって使つかえなくなるリスクがあるためだとしています。

実際じっさい今回こんかい能登のと半島はんとう地震じしんでも、石川いしかわけん富山とやまけんがデータられなくなった場所ばしょ衛星えいせい通信つうしん使つかった代替だいたい設備せつび設置せっちしましたが、通信つうしん状況じょうきょう不安定ふあんていなる時間じかんたい確認かくにんされたということです。

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