みずからに
処方された、
鎮痛作用の
ある麻酔成分が
含まれた
テープを
交際相手に
貼るなどして
死亡させたとして、
東京 板橋区の
女の
容疑者が
傷害致死などの
疑いで
逮捕されました。
調べに対し「死ぬとは思わなかった」などと供述しているということです。
逮捕されたのは、板橋区高島平の無職、川崎さくら容疑者(47)です。
警視庁によりますと、去年11月に自宅マンションで、交際していた安藤勝弘さん(50)の胸などに鎮痛作用のある麻酔成分が含まれたテープを複数枚貼ったり、筋しかん作用のある錠剤を飲ませたりするなどして死亡させたとして、傷害致死などの疑いがもたれています。
テープや錠剤は、容疑者が持病の治療のために処方されていたもので、死因は薬物中毒だったということです。
男性が室内で倒れているのを容疑者の親族が発見し、警視庁が詳しく調べた結果、体内から致死量の麻薬成分が検出されたということです。
調べに対し容疑を認め、「死ぬとは思わなかった」などと供述しているということで、警視庁が詳しい動機やいきさつを捜査しています。
マンションの住人「このような事件が起きて怖い」
事件のあったマンションに住む男性は「朝方マンションの前に救急車が停まっていて、運び込まれる男性に女性が声をかけていた。その日の夜に警察がマンションに来ていた。同じマンションでこのような事件が起きて怖い」と話していました。