NATO(北大西洋条約機構)への加盟を申請しているフィンランドで、隣国ロシアとの国境沿いにフェンスを建設するための工事が始まりました。
フィンランド国境警備隊によりますと、28日、東部イマトラのロシアとの国境沿いでフェンスの設置工事が始まりました。試験的に3キロメートルにわたってフェンスを設置し、人の侵入や積雪への耐久性などをテストするということです。
2026年までに全長およそ200キロメートルのフェンスを建設する予定です。ロシアとの国境はおよそ1340キロあり、フェンスは特に警戒が必要な南東部を中心に設置されるということです。