Báo tiếng Nhật: 【随時更新】ロシアウクライナに軍事侵攻（8日の動き）

【随時ずいじ更新こうしん】ロシアウクライナに軍事ぐんじ侵攻しんこう（8日にちの動うごき）

Mar 8, 2023 11:03 5

Furigana

ロシアによるウクライナに対にたいする軍事ぐんじ侵攻しんこうが続つづいています。

ウクライナの各地かくちでロシア軍ぐんとウクライナ軍ぐんが戦闘せんとうを続つづけていて、大勢たいせいの市民しみんが国外こくがいへ避難ひなんしています。戦闘せんとうの状況じょうきょうや関係かんけい各国かっこくの外交がいこうなど、ウクライナ情勢じょうせいをめぐる8日にち（日本にっぽん時間じかん）の動うごきを随時ずいじ更新こうしんでお伝おつたえします。

（日本にっぽんとウクライナは7時間じかん、ロシアのモスクワとは6時間じかんの時差じさがあります）

海底かいていパイプラインガス漏もれ親しんウクライナ派はの攻撃こうげきか米べいメディア

ロシアとドイツを結むすぶ天然てんねんガスの海底かいていパイプラインで去年きょねん9月つきに起おきた大だい規模きぼなガス漏もれについて、アメリカのメディアは、親しんウクライナ派はの勢力せいりょくによる攻撃こうげきが原因げんいんだったことを示しめす新あらたな情報じょうほうがあると伝つたえました。

これについてウクライナ政府せいふは、関与かんよを否定ひていしています。

一方いっぽう、ロシアのポリャンスキー国連こくれん次席じせき大使たいしは、自身じしんのツイッターに「国連こくれん事務じむ総長そうちょうが主導しゅどうして調査ちょうさを行おこなう安保理あんぽり決議けつぎを求もとめてきたロシアの主張しゅちょうが正ただしいことが証明しょうめいされた」と投稿とうこうし、国連こくれんが主導しゅどうして調査ちょうさを行おこなうべきだという考かんがえを示しめしました。

“武装ぶそうしていないウクライナ兵へい射殺しゃさつ”の動画どうが拡散かくさんウクライナ反発はんぱつ

武装ぶそうしていない捕虜ほりょとみられるウクライナ兵へいの男性だんせいが射殺しゃさつされる様子ようすだとする動画どうががSNS上じょうで拡散かくさんし、ウクライナ側がわは強つよく反発はんぱつしています。

動画どうがは、たばこを吸すっている男性だんせいがウクライナ語ごで「ウクライナに栄光えいこうあれ」とつぶやいたあと射殺しゃさつされる様子ようすを映うつしています。

イギリスの公共こうきょう放送ほうそうBBCによりますと、この動画どうがは6日にちにSNS上じょうに最初さいしょに出回でまわったものの、いつ、どこで撮影さつえいされたか、具体ぐたい的てきなことはわかっていないということです。

この動画どうがについてウクライナのゼレンスキー大統領だいとうりょうは6日にちに公開こうかいした動画どうがで「きょう『ウクライナに栄光えいこうあれ』と勇敢ゆうかんに言い放いいはなった兵士へいしをロシア側がわが残忍ざんにんに殺害さつがいする動画どうがが出回でまわった。われわれはこの殺人さつじん犯はんを見つけ出みつけだす」と述のべました。

また、クレバ外相がいしょうはSNSに「加害かがい者しゃは裁さばきを受うけなければならない」と投稿とうこうした上うえでICC＝国際こくさい刑事けいじ裁判所さいばんしょに直ただちに捜査そうさを始はじめるよう求もとめました。

動画どうがの男性だんせいについてウクライナ軍ぐんの部隊ぶたいは、ことし2月つき3日にち以降いこう、東部とうぶバフムト周辺しゅうへんで行方ゆくえ不明ふめいになった兵士へいしとみられるとしています。

バフムト子こども含ふくむ市民しみん4000人にん地下ちかなどに残のこっているか

ウクライナのベレシチュク副ふく首相しゅしょうは7日にち、地元じもとメディアに対にたいし、バフムトには今いまも子こども38人にんを含ふくむ最大さいだいで4000人にんの市民しみんが地下ちかなどに残のこっているとみられるとして、攻撃こうげきが続つづく中なかで避難ひなんが難むずかしい現状げんじょうを明あきらかにしています。

バフムトめぐり激戦げきせんロシア攻撃こうげきの手て緩ゆるめずウクライナは徹底てってい抗戦こうせん

ロシアのショイグ国防こくぼう相しょうは7日にち、国防こくぼう省しょうで行おこなわれた幹部かんぶ会議かいぎで、軍事ぐんじ侵攻しんこうを続つづけるウクライナの前線ぜんせんの戦況せんきょうについて東部とうぶドネツク州しゅうとハルキウ州しゅうの5つの集落しゅうらくを掌握しょうあくしたと発表はっぴょうしました。

また、ロシアが攻撃こうげきを強つよめ激はげしい戦闘せんとうが続つづくウクライナ側がわの拠点きょてんのひとつバフムトについて「ここはドンバス地域ちいきにおけるウクライナ軍ぐんの重要じゅうような防衛ぼうえい拠点きょてんだ」と述のべた上うえで「ここを掌握しょうあくすれば、さらに奥深おくふかくまで攻せめ入はいることができる」として攻撃こうげきの手てを緩ゆるめない姿勢しせいを強調きょうちょうしました。

さらに欧米おうべい側がわによるウクライナへの軍事ぐんじ支援しえんや訓練くんれんを批判ひはんし「ウクライナへのNATO＝北大ほくだい西洋せいよう条約じょうやく機構きこうの支援しえんは、戦場せんじょうでのウクライナの成功せいこうにはつながっていない」として、強気つよきな姿勢しせいを示しめしました。

一方いっぽう、ウクライナ側がわはバフムトについて、ゼレンスキー大統領だいとうりょうが6日にち、撤退てったいしない方針ほうしんを表明ひょうめいするなど抗戦こうせんしていく構かまえを改あらためて示しめしています。

ベラルーシの基地きち爆発ばくはつウクライナ「関与かんよしたとの当あてつけ拒否きょひ」

先月せんげつ、ベラルーシの首都しゅとミンスク近郊きんこうのマチュリシチ空軍くうぐん基地きちで起おこった爆発ばくはつについて、ルカシェンコ大統領だいとうりょうがウクライナの情報じょうほう機関きかんと協力きょうりょくする人物じんぶつなどを拘束こうそくしたと明あきらかにしたことを受うけて、ウクライナ外務省がいむしょうは7日にち、声明せいめいを発表はっぴょうしました。

この中なかでは「ウクライナが空軍くうぐん基地きちでの出来事できごとに関与かんよしたというルカシェンコ大統領だいとうりょうの当あてつけを断固だんことして拒否きょひする」としてウクライナ側がわの関与かんよを否定ひていしました。

その上うえで「ウクライナに対にたいする偽いつわりの脅威きょういを作り出つくりだす試こころみであることは明あきらかだ」としてベラルーシ側がわを非難ひなんしています。

国連こくれんグテーレス事務じむ総長そうちょうがウクライナ訪問ほうもんへ

国連こくれんは、グテーレス事務じむ総長そうちょうがポーランド経由けいゆでウクライナの首都しゅとキーウを訪問ほうもんし、8日にちゼレンスキー大統領だいとうりょうと会談かいだんすると発表はっぴょうしました。グテーレス事務じむ総長そうちょうは、すでにポーランドに入はいっているということです。

国連こくれんの報道ほうどう官かんはゼレンスキー大統領だいとうりょうとの会談かいだんでは3月つき18日にちに期限きげんとなる、ウクライナ産さんの農産物のうさんぶつの輸出ゆしゅつをめぐる合意ごういの継続けいぞくなどについて話し合はなしあうとしています。

ベラルーシ大統領だいとうりょう “ウクライナ情報じょうほう機関きかんと協力きょうりょくする人物じんぶつ拘束こうそく”

ロシアと同盟どうめい関係かんけいにあるベラルーシのルカシェンコ大統領だいとうりょうは7日にち、ベラルーシの飛行場ひこうじょうでA50早期そうき警戒けいかい管制かんせい機きを破壊はかいしようとしたとして、ウクライナの情報じょうほう機関きかんと協力きょうりょくする人物じんぶつなどを拘束こうそくしたと明あきらかにしました。

ベラルーシでは先月せんげつ、反はん体制たいせい派はの団体だんたいが、首都しゅとミンスク近郊きんこうのマチュリシチ空軍くうぐん基地きちで爆発ばくはつがあり、ロシア軍ぐんのA50早期そうき警戒けいかい管制かんせい機きが損傷そんしょうしたと明あきらかにするとともにロシア軍ぐんの駐留ちゅうりゅうに反対はんたいするベラルーシ人じんが関与かんよしたという見方みかたを示しめしていました。

ベラルーシの国営こくえい通信つうしんによりますと、ルカシェンコ大統領だいとうりょうは7日にちミンスクの独立どくりつ宮殿きゅうでんで開ひらかれた式典しきてんでこれに触ふれました。

それによりますとベラルーシ当局とうきょくはウクライナとロシアの国籍こくせきを持もつ人物じんぶつとその協力きょうりょく者しゃなど20人にん以上いじょうを拘束こうそくし、ルカシェンコ大統領だいとうりょうはアメリカのCIA＝中央ちゅうおう情報じょうほう局きょくやウクライナの情報じょうほう機関きかんが背後はいごで支援しえんしていたという認識にんしきを示しめしたということです。