日本新闻: プーチン大統領 “新型中距離弾道ミサイルによる攻撃続ける”

プーチン大統領だいとうりょう “新型しんがた中距離ちゅうきょり弾道だんどうミサイルによる攻撃こうげき続つづける”

Nov 23, 2024 05:11 0

Furigana

ロシアのプーチン大統領だいとうりょうは「新あらたに開発かいはつしたミサイルのテストを続つづける」と述のべ、21日にちにウクライナ東部とうぶに向むけて発射はっしゃした新型しんがたの中距離ちゅうきょり弾道だんどうミサイル「オレシュニク」による攻撃こうげきを続つづける方針ほうしんを示しめしました。

プーチン大統領だいとうりょうは22日にち、国防省こくぼうしょうや軍需ぐんじゅ産業さんぎょうの代表だいひょう者しゃらとクレムリンで会議かいぎを開ひらきウクライナ東部とうぶドニプロに向むけて発射はっしゃした新型しんがたの中距離ちゅうきょり弾道だんどうミサイル「オレシュニク」について、「テストは成功せいこうした」と述のべ、関係かんけい者しゃをねぎらいました。

ロシアはこの攻撃こうげきについてウクライナが欧米おうべいから供与きょうよされた射程しゃていの長ながいミサイルでロシア領内りょうないを攻撃こうげきしたことへの報復ほうふくだとしています。

そのうえでプーチン大統領だいとうりょうは「ロシアの安全あんぜん保障ほしょう上じょうの脅威きょういの状況じょうきょうに応おうじて、実戦じっせんの場ばも含ふくめてテストを続つづける。われわれにはミサイルの備蓄びちくがあり、準備じゅんびは整ととのっている」と述のべ新型しんがたミサイルによる攻撃こうげきを続つづける方針ほうしんを示しめしました。

さらにプーチン大統領だいとうりょうは「このような兵器へいきを持もつ国くにはまだ世界せかいにはない。このようなミサイルを迎撃げいげきする手段しゅだんはない」と述のべ、ミサイル開発かいはつ技術ぎじゅつを誇示こじしました。

一方いっぽう、ウクライナ国防省こくぼうしょうの情報じょうほう総局そうきょくは22日にち、ロシア軍ぐんの新型しんがたミサイルについて分析ぶんせき結果けっかを発表はっぴょうしました。

それによりますと、ミサイルはロシア南部なんぶの発射はっしゃ地点ちてんから900キロ離はなれたウクライナ東部とうぶドニプロまで15分ふんで飛行ひこうし、速度そくどは最大さいだいでマッハ11以上いじょう、時速じそくにして1万まん3000キロ以上いじょうに達たっしたとしています。

ゼレンスキー大統領だいとうりょう「友好国ゆうこうこくと新あらたな防空ぼうくうシステムについて協議きょうぎ」

ウクライナのゼレンスキー大統領だいとうりょうは22日にち国民こくみん向むけのビデオ演説えんぜつを行おこない、ロシアの新型しんがたミサイルによる攻撃こうげきを念頭ねんとうに「新あらたな危機ききから命いのちを守まもるためウクライナの国防こくぼう相しょうは友好国ゆうこうこくと新あらたな防空ぼうくうシステムについて協議きょうぎを始はじめている」と述のべミサイル防衛ぼうえいの強化きょうかを急いそぐ姿勢しせいを強調きょうちょうしました。