秋本真利 元衆議院議員が
洋上風力発電をめぐり
賄賂を
受け取ったとして
受託収賄などの
罪に
問われている
事件の
初公判が25
日、
東京地方裁判所で
開かれ、
秋本元議員は「
受け取ったことは
間違いないが
国会の
職務と
関係なく、
利益供与ではない」などと
述べて
受託収賄の
罪について
無罪を
主張しました。
元衆議院議員の秋本真利被告(49)は洋上風力発電事業への参入を目指す東京の風力発電会社「日本風力開発」の元社長、塚脇正幸被告(65)から国会で会社に有利になる質問をするよう依頼を受け、見返りに、5年前から去年にかけて借り入れや資金提供など7200万円余りの賄賂を受けたとして、受託収賄などの罪に問われています。
25日、東京地方裁判所で初公判が開かれ、秋本元議員は「受け取ったことは間違いないが国会の職務と関係なく、利益供与ではない。名馬を残したいという塚脇元社長の夢を実現するための馬の購入費や預託金だ」などと述べて受託収賄の罪について無罪を主張しました。
塚脇元社長も「贈賄は全くの誤りだ」と無罪を主張しました。
一方、秋本元議員は新型コロナ対策の持続化給付金200万円を不正に受給したとする詐欺の罪については「争わない」と述べ、認めました。