ピカソの絵がスペインでなくなる
スペインで有名な画家ピカソの絵がなくなりました。警察が今、どこにあるかを調べています。この絵は「ギターのある静物」という名前で、1919年に作られました。とても小さい絵で、たて12,7センチ、よこ9,8センチです。
この絵は、スペイン南部のグラナダにある文化センターで特別な展示会に出す予定でした。絵は個人のコレクターが持っていて、1億円ぐらいの保険がかけられていました。
運送会社がマドリードから絵を運びました。絵は車からエレベーターで展示会場に運ばれました。すべての動きはビデオで見られるようになっていました。週末もずっとビデオで見ていましたが、変なことはありませんでした。
6日の朝、スタッフが絵を開けて展示しようとしたとき、ピカソの絵がなくなっていることに気がつきました。すぐに警察に連絡しました。今、警察は絵がいつ、どこでなくなったかを調べています。
ピカソの絵はとても高いので、よく盗まれます。ほかの国でもピカソの絵が盗まれたことがあります。警察は国際データベースにもこの絵の情報を入れました。