日本新聞: 福井沖合で女性の遺体着衣に石川の大雨で不明の中学生の名字

福井ふくい沖合おきあいで女性じょせいの遺体いたい着衣ちゃくいに石川いしかわの大雨おおあめで不明ふめいの中学生ちゅうがくせいの名字みょうじ

Oct 1, 2024 15:10

Furigana

9月つき30日にち、福井ふくい県けんの沖合おきあいで見みつかった女性じょせいの遺体いたいの着衣ちゃくいに、石川いしかわ県けん能登のと地方ちほうの大雨おおあめで安否あんぴが分わからない中学生ちゅうがくせいと同おなじ名字みょうじが書かかれていたことが分わかりました。海上かいじょう保安ほあん署しょなどが関連かんれんを調しらべています。

福井ふくい海上かいじょう保安ほあん署しょによりますと、9月つき30日にち午後ごご4時じすぎ福井ふくい県けん坂井さかい市しの沖合おきあいで女性じょせいの遺体いたいが見みつかりました。

女性じょせいは身長しんちょう1メートル50センチくらいで黒くろっぽいジャージの上下じょうげを身みに着つけていて、タグには「喜三きぞう」の文字もじが書かかれていたということです。

石川いしかわ県けん能登のと地方ちほうの記録きろく的てきな大雨おおあめでは、輪島わじま市しの中学ちゅうがく3年生ねんせい、喜き三さん翼つばさ音おんさん（14）の安否あんぴが分わからなくなっていて、海上かいじょう保安ほあん署しょや警察けいさつが家族かぞくと連絡れんらくを取とるなどして関連かんれんを調しらべています。

警察けいさつや石川いしかわ県けんによりますと、記録きろく的てきな大雨おおあめでは、これまでに13人にんの死亡しぼうが確認かくにんされ、9月つき30日にち午後ごごの時点じてんで、能登のと町まちで1人にんが行方ゆくえ不明ふめいとなっているほか、輪島わじま市しで3人にんと連絡れんらくが取とれず安否あんぴがわかっていません。警察けいさつや消防しょうぼうなどが捜索そうさくを続つづけています。

安否あんぴ不明ふめいの中学生ちゅうがくせいの祖父そふ「早はやく顔かおが見みたい」

記録きろく的てきな大雨おおあめで安否あんぴが分わからなくなっている石川いしかわ県けん輪島わじま市しの中学ちゅうがく3年生ねんせい、喜き三さん翼つばさ音おんさん（14）の祖父そふ、誠まこと志こころざしさんが取材しゅざいに応おうじました。

誠まこと志こころざしさんは、30日にちに福井ふくい県けん沖おきで見みつかった女性じょせいの遺体いたいの衣服いふくに、「喜三きぞう」と書かかれていたことについて、「『喜三きぞう』という名字みょうじは珍めずらしいですし、衣服いふくの特徴とくちょうからも、見みつかった遺体いたいは翼つばさ音おんに間違まちがいないと思おもっています。ただ、まだ確定かくていはしていないので、息子むすこが警察けいさつ署しょで衣服いふくなどの写真しゃしんをみて確認かくにんをすると聞きいています」と述のべました。