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日午前、
千葉県のいすみ
市と
大多喜町を
結ぶ いすみ
鉄道の
国吉駅と
上総中川駅の
間で
列車が
脱線する
事故がありました。
乗客およそ100
人にけがはなく、
バスで
近くの
駅まで
移動しました。
いすみ
鉄道は
現在も
全線で
運転を
見合わせています。
いすみ鉄道によりますと4日午前8時10分ごろ、大原発上総中野行きの列車の乗務員から、いすみ市の国吉駅と上総中川駅の間で「走行中に異音がして緊急停止した」と連絡がありました。
列車は2両編成で、いずれの車両も脱線しているということです。
列車にはおよそ100人が乗っていましたが、けが人はいませんでした。
列車は国吉駅から西におよそ500メートルほどの場所で停車したままで、乗客は4台のバスで大多喜駅へ移動したということです。
この事故でいすみ鉄道は現在も大原駅と上総中野駅の間の全線で運転を見合わせていて、再開の見通しは立っていないということです。
運輸安全委が事故調査官を現場に派遣へ
国土交通省によりますと、脱線したいすみ鉄道の車両は2両編成で、8つの車軸のうち、6つが脱線したと会社から報告があったということです。
この事故を受け、国の運輸安全委員会は鉄道事故調査官2人を現場に派遣し、脱線の詳しい原因を調べる予定です。